吸血姫の遊戯事情。【ベイブレードバースト神】

レーヴァティン ページ17

激しくぶつかり合う二つのベイ。

それはもう、火花が飛び散るんじゃないかという位に。

「ガハハハ！ こんなに熱いバトルは久し振りだッ！」
「うん…私も楽しいよ！」

自分が直接戦い合っている訳ではないのに、
凄く激しい。

おまけに、ここの気候は暑いから、人間なら耐えられなさそうだ。

私も、正直つらい。



＿＿＿と、レーヴァティンが弾かれる。

宙を舞う私の相棒。


ねえ、これで終わらせるつもりは無いでしょう…レーヴァティン！


「耐えろレーヴァティンッ」




ザシュッ という音を立てて、スタジアムに戻るレーヴァティン。

心なしか、さっきより勢いがついた気がする……！

「行け…カタディオプトリック！」

元は私のスペルカード。
スタジアムの壁に思い切りぶつけて、高速でアタックをする。

跳ね返った時の威力が高いから、一回一回のアタックが、かなり相手のスタミナを奪う。

そして、その隙にバーストを狙うという、アタックタイプでありながら、スタミナタイプのように攻める技だ。

小悪魔と試行錯誤しながら、磨いたこの技。

どうか、シャカに届いて……！


「俺も、次で決める！トリプルインパクトッ！」




何度目かも分からぬ衝撃が私達、辺り一帯を襲う。





パキンッ

あまりに呆気ない音で熱いバトルは終わってしまう。



バーストしたのは……

結果→←いざ、入団テスト！

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