俺らのマネは＊3【ハイキュー】

No.15 fan +α ページ17

溝「次の試合1、2年も入るぞ

アップしとけ」





「「「ウスッ！」」」





部員達に謝って気合を入れ直した後は

黙々と練習していた金田一だったが

暫くするとその後ろでガタリと窓が鳴った





金「え？」





金田一と俺は顔を見合わせ

恐る恐る振り返ると

半分ほど開いた窓の下に

黒い影がチラチラと動き小さく話し声も聞こえた





金「どうやら幽霊じゃねーな」





俺が「多分ね」と答える前に

金田一は一気に窓を開けて怒鳴った





金「誰だ、練習の邪魔すんな！」





開け放った窓の外からキャッと甲高い声がする





「どーしよ見つかっちゃった！」





「及川さんの写真を撮りたかっただけデスー！」





「私は白咲さんデス！」





そう言ってパタパタと楽しげに逃げていったのは

不審者でもなんでもなく

制服を着た女子生徒だった





金「なんだ、及川さんとAさんのファンだったのか」





及「えー、誰だろ

逃げなくてもいいのになー」





そんなことを言いながら及川さんがやってきた





岩「…ゴラ、及川」





及「え？何その顔、何で俺が怒られるの！」





岩「キャーキャー言われてんのが気に入らねーからだよ！」





及「それは理不尽！」





『…写真撮ってどうするんだろ』





隣ではAさんが不思議そうな顔をしながら

及川さん達を眺めている





背中に主将と副主将の声を聞きながら





金「すごい人達なんだけどな…」





金田一がそっと窓を閉めた









＊＊＊＊＊









ユウです

今日で2016年が終わってしまいますね

早いです……



今年は前2作が完結し3作目に入るなど

活動的な1年でした



この3作目も今年度中に終わる予定にしております(あくまでも予定ですが…)



チラッとお話を出しておくと

4作目も考えております



まだこの作品に集中しているので

うっすらとした計画にすぎませんが

今までとは少し違うものになると思います



というこれまたあくまで頭の中の予定であることはおいといて！





今年1年もありがとうございました




来年も引き続き

どうぞよろしくお願いします！

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