No.42 ダメージ ページ44
『クロいる？』
犬「黒尾さんですね！」
『ありがと』
犬「黒尾さーん、Aさんが呼んでます！」
黒「おーう」
そうして犬岡と入れ替わりで来たクロ
黒「どうした？」
『ジャージ返しに来た
貸してくれてありがと』
黒「おう
…体冷えなかったか」
『うん、お陰様で』
黒「なら良かった」
するとその時教室の中から叫び声が聞こえた
『随分賑やかだけど何かやってるの？』
黒「ババ抜きやってんだよ」
『好きねババ抜き』
黒「楽しいからな」
『クロは？』
黒「勝ち抜け」
『なるほどね』
黒「Aもやってくか」
『またあんなガチのやつ？』
黒「いや、考えてみろ
うちにはリエーフという怪物がいる」
『そうでした』
黒「てことでやってこーぜ」
『ちょっとだけなら』
そしてクロに連れられ教室の中に入る
『なーんか散らばってるよね
足の踏み場が無いわけじゃないんだけど』
部屋を見渡し私がそう言うと
黒「仕方ねーよ、それが男だ」
ドヤ顔でクロが言った
『あ、そ』
リ「あっ！Aさん！」
黒「こいつも入れていーよな」
犬「もちろんです！」
夜「おー、ちょうど終わったところだ」
『お邪魔します』
＊＊＊
リ「グァァァ
何でそんな強いんですか！」
Aも加わってから何戦かを終えた
夜「てかなんか怖ーよお前ら」
海「3日目の夜に大分揉まれたからね」
『クロほどイヤらしくないよ』
黒「何だと」
異様に強いこの3人の心理戦的なババ抜きに
芝山とかは怯えている
『あ、そろそろ戻ろうかな』
ふと時計を見てそう言うA
リ「もう行っちゃうんですか」
『また寝落ちしちゃいそうだし』
黒「いーじゃねーか
また一緒に寝てやるぞ」
夜「お前言い方」
『遠慮しときまーす』
きっと含みの込めたであろう
黒尾の言葉にも全く動じず
笑うA
犬「振られちゃいましたね！」
黒「犬岡その言い方は…」
犬岡の何の気なしの言葉に
勝手にダメージを受ける黒尾だった
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
