No.34 寝起き ページ36
男の人達の声がどこからともなく聞こえてくる
合宿中だしその影響だろうか
しかしその声はどんどん鮮明に聞こえてきた
「何でAさんが？」
「知らねーよ」
私は意識がはっきりしてきて
そこで初めて自分が寝ていた事に気付く
ゆっくり目を開くと
数人の人の顔が視界に入った
＊
犬「あ！Aさん起きた！」
目を覚ましたAがゆっくりと体を起こす
『あれ、私…』
ボーッと前を見ながら自身に何が起こっているか考えている
『あ、昨日あのまま寝ちゃったのか』
そして次にAはすぐ隣で寝る黒尾を見る
『…クロか……連れてきてくれたんだ』
「「「……」」」
寝起きにも関わらず1人冷静に
事を把握していくA
夜「いやいやいや！
“クロか…”じゃないだろ！
驚かねーのかよ！」
『ん、何が？』
リ「特に黒尾さんの寝方とか！」
『？そんな今更』
山「知ってたんスか？！」
『知ってるも何もクロいつもこの寝方だし』
夜「もしかして黒尾の家に泊まる時って
こいつと寝てたりする？」
『うん』
孤「A、それだと勘違いされるよ」
『？』
孤「同じ部屋で寝てるだけでしょ？」
『そうだよ』
リ「なんだ、そういうことですか！」
夜「いや、それでもビックリだけどな」
『ほんとひどい寝方するよね
息できてんのかな』
黒「できてなかったら俺死んでるから」
『あ、起きてたの』
黒「今起きた」
むっくりと起き上がる黒尾
『私部屋戻らないと…
クロ、布団入れてくれてありがと』
黒「おう…」
若干まだ寝起きの2人はそれとなしに会話し
Aは布団から抜け
お邪魔しました、と教室を出て行った
海「そろそろ皆準備した方がいいんじゃないか？」
海の一言で皆我に返り準備をし始めた
夜「黒尾お前何もしてないだろうな」
黒「してねーよ…」
夜「……よく我慢したな」
黒「おう、全くだ…
褒めてくれ」
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
