No.21 美人 ページ23
『“今回の
さわやか！深緑坂道ダッシュ！”
頑張ってね』
澤「おう、サンキュー」
さっきの遅れて来た人だ…
すごい美人…
清水先輩とはまた違う感じ
『ん？』
すると私がボーッと見すぎたせいで
それに気付いたその人は私を見て首を傾げた
谷「はっ、いや！つい見とれてしまって！スミマセン！」
『えっ、いやいや、そんな！』
菅「Aまで焦ってるべ」
そう言い隣にいた菅原先輩は笑う
『烏野の新しいマネージャーさん？』
澤「ああ」
谷「や、谷地仁花です！」
『白咲Aです
よろしくね、仁花ちゃん』
谷「シャチ！」
『何この子可愛い』
そう言って菅原先輩と澤村先輩を見るAさんこそ可愛いです
菅「そういやA、さっきの続き」
菅原先輩がそう切り出すと
ああ、とAさんは思い出したように経緯を説明した
『そういう訳で去年から私も
梟谷学園グループの合宿に参加させてもらってるの』
菅「そういうことか〜」
『この前の合宿も
烏野が帰った後に私も来てたんだよ、挨拶だけしにだけど』
菅「マジか！
ちょうど入れ替わりだったんだ」
『そうみたい』
見たところAさんは烏野の人達と知り合いのようだ
中でも菅原先輩と仲が良いらしい
でもそういえばどこで知り合ったんだろう
『ということでこの合宿中は
音駒のマネしてるからよろしくね』
「「「オス！」」」
そこでふと先程のAさんの制服姿を思い出す
谷「あれ、さっきの制服…青葉城西だったような…」
『そうそう、よく分かったね』
菅「Aの学校は青城なんだよ」
谷「そうなんスか！」
『因みに普段は青城男子バレー部のマネしてます』
谷「ええっ！？」
黒「A！
そろそろ始まるから戻ってこーい」
そこで私の驚きの声ともに
音駒の主将さんがAさんを呼ぶ声がした
『今行くー
てことだから宮城の方の試合でも会うだろうしよろしくね』
そう言いAさんはニコッと笑った
谷「はっ、シャス！」
それから菅原先輩達にも
合宿頑張ろうねなどと声をかけ
音駒の集まるところへと行ってしまった
＊
そうして皆各々に動き始める中私は見た
暫くの間どこか切なげに
Aさんのこと見ている菅原先輩を
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
