No.11 ブレブレ ページ13
今まで球を見ずに打っていた速攻を
日向が自分の意思で打ちたいと言った
それに頭を悩ませ
家にチラシが来ていたちびっこバレーボール教室に何となく来たのだが
俺はここに来てどうするつもりだったんだろうか
しかももう終わってるし
俺が1人どうしようかと途方に暮れていると
「徹！サーブ教えてくれよ！」
影「！？」
「ちょっ！？まず呼び捨てやめようか」
影「ア"ッ？」
「ゲッ！」
影「及川さん」
及「飛雄！」
目の前に及川さんが現れた
＊
影「…お、及川さん何してるんスか」
及「甥っ子の付き添い」
猛「オス！」
影「部活は」
及「青城は基本月曜はオフなの」
そこで知る衝撃の事実
影「週1で休みが！？もったいない！」
及「“休息”と“サボリ”は違うんだよ、じゃ」
そうしてすぐに通り過ぎ背を向けてしまう
影「おっ、及川さん、あの」
そんな及川さんを呼び止めるが
及「嫌だね！バーカバーカ！」
まだ何も言ってねーよ！
影「お願いします、話を聞いて下さい」
俺は素直に頭を下げた
及「！
なーんでわざわざ敵の話聞いてやんなきゃいけないのさ」
しかしそれでも及川さんは帰ろうとする
影「お、お願いしアアアアス！！」
及「わぁああ！？」
＊
及「猛」
猛「なに？」
及「写真撮って
こう持って、ここ押して」
影「？」
及「飛雄、動くな」
及「イエーイ
飛雄及川さんに頭が上がらないの図！」
影「…」
猛「徹、こんな写真が嬉しいのか？ダッセー！」
及「はっううぐう！？
…で、何、俺忙しいんだよね」
猛「Aちゃんが東京行ってるから暇だってゆったじゃん！」
及「猛ちょっと黙ってなさい！」
影「……」
＊＊＊
及「行くよ、猛」
結局飛雄の話を聞いてやり
優しい事にアドバンスまでしてやった
俺は猛と体育館の階段を下りていく
猛「ゴキゲンか、徹」
及「思ってた以上に飛雄がポンコツで嬉しいね〜！」
そう言って猛に撮ってもらった写真を確認する
及「写真俺だけブレブレじゃんか！」
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ユウ(プロフ) - ありがとうございます！訂正いたしました！ (2017年8月4日 20時) (
レス) id: 926e734020 (このIDを非表示/違反報告)
ケイ(プロフ) - この小説めっちゃ面白いです！！他の小説も頑張ってください！あと万円の笑みじゃなくて満面ﾃﾞｽﾖ!!! (2017年7月2日 5時) (レス) id: 446db82ac2 (このIDを非表示/違反報告)
トモシビ(プロフ) - ぜひ、読ませてください。更新楽しみにしています！ (2016年10月10日 19時) (レス) id: 00f07bd6cb (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 赤髪の桜さん» そんなこと言っていただけるなんて嬉しすぎて泣きそうです｡｡｡これからもよろしくお願いします！ (2016年10月10日 12時) (レス) id: f358816963 (このIDを非表示/違反報告)
赤髪の桜 - 今まで読んできた小説の中で一番面白かったです！これからもがんばってください！(ノ´∀｀*)恋愛 (2016年10月10日 8時) (レス) id: 4b4301a4fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ
| 作成日時：2016年10月8日 20時
