俺らのマネは【ハイキュー】

No.34 トサカも男 ページ36

及「何さっきの」





クロ達と別れてすぐ私達は走り出していた

そんな中突然徹がそう切り出す





『何が？』





及「……」





『徹？』





及「違う、ごめん

…トサカくんと仲良いんだね」





『え？あー、まあ悪くは無いかな』





及「てかどういう関係？」





『幼馴染みに近い感じとか？』





及「フーン」





『何急に』





及「東京でいつも会ってるの？」





『会ってるっていうか

家に泊めてもらってる』





及「は！？何で！？」





『まあそれはかくかくしかじかで

大丈夫だよ、何もされてないから』





及「ん？え？どういうこと

色々突っ込みたいんだけど…



てか何かされるかもしれない状況にあるってこと？」





んー、これクロの部屋で寝てるって言ったら

面倒くさくなり…





及「まさか同じ部屋で寝てるんじゃないだろうね」





いきなり言い当てられた





『え、あ、いや……ちが』





及「寝てるのかよ！」





『寝てない』





及「目が据わってますけど！？」





『だから寝てな…』





及「Aのウソとかすぐ分かるし」





明らかに不機嫌そうだ





…そんな徹を見たら期待してしまう





でもこれはきっと幼馴染みとして

純粋に心配してくれてるのだろう





『と、とりあえずほんと

クロはそんな奴じゃないし

心配しないでよ』





及「クロはそんな奴じゃない…か



けどトサカくんも男だったよ」





『そりゃ見た目はね』





黒「見た目だけとかないから！

ちゃんと覚えとけよ」





『分かってる分かってる』





及「軽いなァ

ほんとに分かってんの」





『分かってるって

それに軽いのは徹でしょ』





及「俺がいつ軽くなったんだよ！」





『…いつも女の子に軽いじゃん』





及「あれはフレンドリーだと言ってほしいナ」





そうだ、ほら

女の子にはいつも優しくしているじゃないか





『……』





及「そんな目で見ないで！？」





とりあえず









自惚れるなよ、私

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