5人目のT.D.D！？PART6【ヒプノシスマイク】 (ページ7)

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ラップ207 ページ7

幻太郎side

小生の予想とは裏腹に、

彼女はワガママなんかじゃなかった

他人をいつも優先する

そんな人だった

そのせいか、己を隠し

何事にも耐え抜いていた

辛かった、苦しかっただろうに…

それでも、他人のために……

だから、そんな彼女の背中が

華奢な背中が小さく見えて

いつか、壊れ、消えてしまうのではないかと

錯覚さえ覚えた

そんなあなたを………

支えていきたいと…

思うようになった

そばにいたい

気づけば恋に落ちていた

幻太郎「……あなたを、そばで支えていきたいと思い始めました。好きになったんです」

A『っ………』

幻太郎「こんなこと…言われて驚いているかもしれませんね。小生、こういうの初めてなもので…ぎこちなくてすみません」

A『っ………いえ』

気持ちは伝えた

幻太郎「あぁ…返事はいいですよ。いつでも…いや、しないならしなくても………いいです」

A『っ………！！』

立ち上がろうとする小生の着物の袖を掴まれた

A『ま……って』

幻太郎「っ……」

A『夢野……先生、言わせてください』

頬をわずかに染め、

小生を見つめる彼女に…

動きを止める