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ラップ220 ページ20

幻太郎side


幻太郎「何事か……」


きりが良いところで仕事を切りあげ

寝室に来てみれば、

先程小生の寝ていた布団に彼女が眠っていて…


自分でださなかったのか、

はたまた意識的にこういうことをしているのか

無意識か…


穏やかな寝息とともに、眠る彼女の寝顔をのぞく


幻太郎「よく眠ってますね」


そっと、髪を人撫でし、

おでこに、キスを落とす


幻太郎「……狸寝入りも、ほどほどに」


そう呟くと、ぴくりと肩をふるわす


A『ん…一応、眠ってはいたんですよ』

幻太郎「最初の方は、ですよね」

A『………まぁ、そうですね』


のそのそと身体を起こし、


A『すみません…今から自分の分出します』

幻太郎「そのまま眠ればいいじゃないですか」

A『それだと、夢野先生の寝るところがないですよ』


そう言って立ち上がる彼女の腕を引く


A『わぁっ……』


身体の重心が傾く

バランスを崩す彼女を抱きとめ、


幻太郎「この布団で、一緒に寝ましょ?」


そう、耳元で囁けば

すぐに顔を耳を、赤くする


A『えっ……そ、え!?』

幻太郎「さ、寝ましょう」


小生のペースにのまれ、

2人、寄り添って布団の中へ


いつも一人で寝ていたが、

彼女とくっつくと温かいものだ


A『ね、寝れませんよ……これ』

幻太郎「小生は安眠できます♪」


彼女の身体を抱き寄せ、少し力を込めてみる


A『ん………』


可愛く反応するとは、


幻太郎「あまりそう、可愛らしいと我慢効かなくなるのでやめてくださいよ〜」


忠告をしておこう

まぁ、彼女のことだ

そういうことも、分からないと思うが


A『…………いい、のに』


ぎゅっと、抱きしめ返される


幻太郎「っ…………………」

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ニケ(プロフ) - 是非次回作を読みたいです! (2020年4月22日 2時) (レス) id: e4acd479d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年8月19日 0時

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