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ラップ214 ページ14

A『え…わたしが、夢野先生の担当に!?』


夢野先生から提案されたもの、

それは、とても驚くものであって…

そういえば、前に一郎くんにも言われてたっけ


本好きだから、関係する職についたら

楽しいかもしれないなって

うっすら、思ってはいたけど…


幻太郎「提案なので、まだ未知数。編集部にもまだ伝えておりませんゆえ、どうなるかは分かりません」

A『でも、人出不足なのでしょう?力にはなりたいと思うのですけど…』


何せ、未経験

そういう世界はわたしには分からないから


A『でも、興味はあります!』


そう告げてみる


安定した職につきたかった


姉が今、財閥のリーダーとして頑張っている

その報告を聞く度、わたしは……

自分は何をしたらいいのか

何を頑張ればいいのか、ずっと考えていた


幻太郎「編集部に、掛け合ってみますね」


一度、頷いてみる


興味がない訳では無い、

それに夢野先生の担当……


仕事の関係上、

こうして会う機会も増えるというもの


………なんて、下心かな


幻太郎「……貴女が小生の担当になれば、少しは会う機会が増えるかなって思ったんですよ」

A『えっ……』


思わぬ言葉

思わず、目を見開く


幻太郎「………まぁ、嘘ですけど」


な、なんだ………

期待して損した

と、肩を落とす


幻太郎「……あからさまに、落ち込まないでくださいよ」

A『いや…嬉しかったもので。嘘だったなんて、少し悲しいです』

幻太郎「……冗談通じないですね、貴女は」

A『えっ、じゃあ!』


今のは嘘じゃないんですか!!

そう、言おうとする前に、

夢野先生の頭がわたしの肩に置かれた

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ニケ(プロフ) - 是非次回作を読みたいです! (2020年4月22日 2時) (レス) id: e4acd479d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年8月19日 0時

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