5人目のT.D.D！？PART1【ヒプノシスマイク】

ラップ3 ページ5

一郎side


かすかに物音がした方へと歩みを進める

すると…


｢ひぃいいい！！許してください｣

？？『えぇ！？大丈夫だよ、傷つけたりは……』

｢く、来るなぁぁぁぁぁぁぁぁあ｣


怯えきり、震えた声と優しげな声

この建物の中に2人いるのが確認できた


乱数｢…………あ、出てくるよ｣



怯えきった声の主が、こちらに一目散に逃げてきた


｢お助けをぉおおおおおおお｣


涙目だ

男のくせに、弱いやつだ


左馬刻｢こん中か……行ってやる｣



ずかずかと左馬刻さんが中へと入っていった

俺たちもあとに続く




？？『ん〜傷つけるつもりは無かったなぁ』


こいつか…

今噂の彼は


しかし、想像を遥かに超えていた


物腰柔らかな彼

しかも、身長もそこまでなく華奢であった


乱数｢もっしも〜し、そこの君！｣

？？『！？』


乱数に声をかけられ

はっとこちらを振り向いた


彼は、大きめのくりっとした瞳をさらに

大きくしてこちらを見る


そしてーー



？？『えぇっ！？T.D.Dっ！？！？！？』

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