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ラップ26 ページ28

「こいつ、いたんだ」

「サボりすぎ、全く高校に来ないって。大丈夫かよ」


……特例で認めてもらってる

しかも勉強もしっかりして

君たちよりは成績良いと思う


わたしは、屋上へと連れてこられた


「てか、こうしていじめてることチクったよね?」


リーダー格の女生徒が言う


「まぁ、先生注意だけして何も言ってこなかったけど」


わたしのクラス担任は面倒事が嫌いのようで。

わたしのことはほっとく主義


「言うなっつったのになぁ、ふざけんな」

「ちょっと痛い目に合わせるだけ、てか最近暇してたからさ」


またか……

何故わたしばかりにこうするのだろう


A『どうしていつもいつも、わたしをターゲットにするの…』

「は?そんな理由ないよ、ただムカつくだけだし。ストレス発散だよ」


理由もなしに……


「暇してんだから学校来いよ、不登校野郎。楽しくねぇじゃん?ウチら」


リーダーであろう彼女に、

取り巻きはバケツを渡した…


何度目かな…


「今日は暑いから冷たい水あげるよ!学校来れて、偉いねぇ〜」


黒く怪しく笑みを浮かべ

わたしに顔を近づけて言い放つ


A『っ………』

「あっははははっ」


暑いと言っても、まだ夏前だし…

夜はまだ冷える


「はぁ〜あ、まぁいいや!またね〜」

A『………』


やるだけやって、後は放置

いつものやり方


今日はまだ、水かぶるだけで終わったから



A『いい方、だよね……』




感覚、狂ってきてる…

水かぶせられるのがまだいい方だなんて…




普通思わないよね…

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ちょこ(プロフ) - 月華姫さん» ほんとですね…ご指摘ありがとうございます!これからも、精進します! (2019年5月3日 9時) (レス) id: 755fd42567 (このIDを非表示/違反報告)
月華姫(プロフ) - 初めまして!ラップ11にて誤字報告。一郎の台詞「左馬刻さん、【絵柄】っすよ?」で【笑顔】です。此れからも応援しています(^^)vではまたっ♪ (2019年5月3日 6時) (レス) id: 8c63610ac2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょこ | 作成日時:2019年5月2日 20時

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