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探偵社 5 ページ9

Aが目を覚ますと太宰の顔が視界いっぱいに広がりAは一瞬固まると太宰の頬を左右に思い切り引っ張った

太「いひゃい」
『むぅ……』
太「ほへふははひぃ」

太宰が頬を引かれながらも謝ると満足したのかAは手を離した
頬を擦る太宰を横目に国木田が箱に入った菓子を差し出すとAは目を輝かせながらも手をさ迷わせた

国「……気に入らなかったか?」
太「違うよ」
乱「美味しいよ?」
太「この時間に食べるとおやつが食べれなくなっちゃうからね」

太宰が指差した先を見ると時計が丁度十四時を指した所だった

敦「ちょっと早めのおやつって事には……」
太「駄目だね
朝と夜は日によって違うけど
お昼とおやつは時間が決まってるから」
『それに……
しらないひとにおかしもらっちゃだめだって……』
与「ちゃんと教育されてるじゃないか」
ナ「でももう私達知らない人ではありませんわ」

与謝野とナオミがAの頭を撫でAが太宰の膝から下りたと同時に事務所の扉が吹っ飛び
飛び込んで来た人影に太宰が殴り飛ばされた

敦「なっ!?」
国「敵襲か!?」
太「……いや………これは…」
乱「お迎えの時間だね」

中「よぉ太宰……手間かけさせてくれたなァ」
『ちゅうや!』
樋「Aちゃん!
怪我はありませんか!?」
『だざいがけがした』
与「あれくらいなら湿布でも貼っときゃいいさ」

芥川と樋口がAに駆け寄り芥川が異能でAを持ち上げると中也の腕の中へ投げ入れた

中「………A」
『…ごめんなさい』
中「次移動するときは必ず誰か連れてけ良いな?」
『わかった』
太「相変わらず過保護だねぇ」
中「お前に言われたくねェよ」
太「私はそこまでじゃ無いさ」
中「Aに話しかけたからつって組織一つ潰したのは何処の誰だよ」
敦「え゙……」
太「そんな昔の事覚えてないなぁ〜」
中「言ってろ
よし帰るぞ」
『みんなまたね〜
ばいばい』

秘密の女子会(番外編)→←探偵社 4



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作者名:つばさ | 作成日時:2018年3月6日 20時

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