【文スト】その花は素敵な帽子がお気に入り[中原中也] (ページ22)

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某部屋ページ22

ネタ切れしたので診断メーカにお世話になろうかと……
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［10日の間ずっと手をつなぎ続けないと出られない］

中也は今現在目の前のA4サイズの紙に書かれた内容に軽く目眩を覚えた

中(｢見たことねぇ部屋で目が覚めたと思えばなんなんだこの糞みたいな内容は｣)

頭を押さえながらチラリと背後を見やるとそこには幸せそうに眠っているAがいて中也は小さくため息を吐き出した

中(｢まァ……相手がAなだけマシ…か｣)

Aの顔にかかっている髪を軽く払った中也は眠っているAを背後から抱き締めそのまま手を握りゆっくりと目を閉じた

中(｢とりあえず…徹夜明けで眠ィ………｣)

数時間後…………
バキッと言う音と共に目を覚ました中也は慌てた様子で部屋に駆け込んできた面々に小さく苦笑いをこぼした

樋｢Aちゃん大丈夫ですか!?｣
立｢じいさんこれはやりすぎだぜ?｣
広｢緊急事態だやむを得ない｣
中｢お前ら遅え
最悪ここで10日間も過ごす事になるとこだったぜ｣
梶｢10日間も居なくなると机の上に書類が乗り切らなくなりますねぇ｣
中｢それだけは勘弁願いたいぜ｣
『んんむぅ?』

中也が体を起こすとAがうっすらと目を開き繋がれている自身の手と中也の手をぼんやりと眺めるとAはふにゃりと微笑んだ

『ちゅうやおかえり～』
中｢家じゃ無ぇけどな｣