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おつかい ページ14

立「ハンカチ持ったか?」
『あるよ』
銀「飲み物は」
『あるよ』
広「知らない人にはついて行ってはいけませんよ」
『うん』
梶「何かあったら檸檬型ブザーを鳴らすんだよ!」
『わかった!』
立(「鳴らす前に中也さんと言う防犯ブザーが飛んでくるよな」)
樋「お財布はありますか?」
『あるよ』
芥「ゲホッ………メモはあるか……」
『うん!』

檸檬型ブザーの付いたリュックを背負い白いワンピースに白いつば広帽子を被ったAの周りを囲んでいる面々に中也は大きくため息を吐き出した

中「過保護か」
紅「ならば貧乏ゆすりをやめんか」
森「心配だよ…………通る道と行く店に人を配置した方が………」
紅「それではおつかいの意味がなかろう」
『ん!
わすれものなし!!

いってきま〜す』

元気に手を振りビルから出ていったAが通りを曲がり姿が見えなくなった瞬間に全員が行動を開始した

芥「樋口」
樋「はい!
私達は反対車線の裏路地です!」
広「我々は通る道の裏路地だ」
銀「分かった」
立「俺達は後ろからだ」
梶「了解!
録画をしながらですね」
中「俺と姐さんは上から」
紅「屋根伝いか………面倒だが仕方ない」
森「僕は………」
中「外に出てもらって大丈夫です」
紅「変装はするように」
森「分かったよ」


その頃…………

『あつしくん!
くにきだくん!』
敦「Aちゃん!?
え?一人?」
『うん
きょうはねおつかいなの』
国「そうか
偉いな」
太「どこに行くんだい?」
敦「太宰さん!?」
国「貴様どこからわいて出た!?」
『えっと……
みんなのけーきとこうちゃかいにいくの』
太「そうかいそうかい
気を付けてね
知らない人にはついて行ってはいけないよ」
『うん!』
太「良い返事だ」
『えへへ』
敦「横断歩道は手を上げて左右を確認してから渡るんだよ」
『できるよ!
あくたがわとれんしゅうしたの』
敦「芥川が手を上げて横断歩道………ぶふっ」
国「送って行ってやりたいところだが時間が押しているのでな行くぞ
敦、太宰を引き摺って行け」
敦「あ!
はいっ!」
太「はいじゃないよまったく………まぁこれなら心配ないだろうね」

敦に引き摺られながら微笑んだ太宰の言葉に敦がその視線を辿ると裏路地に芥川と樋口
ビルの屋上に中也と紅葉の姿を確認し成程と頷いた



敦「むしろ僕達が危険ですね」
太「あれ以上話し込んでいたら中也が飛んできていただろうね」

中「あんの青鯖……気安く話しかけてんじゃねぇよ……」

芥「…おのれ…人虎………」

おつかい 2→←げぇむをしましょう



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作者名:つばさ | 作成日時:2018年3月6日 20時

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