67 殺意 ページ17
所謂アレを想像しながらM-21とタキオはAを見つめつつ、どちらがする⁇と男2人無言の攻防を繰り広げていた。
出来れば自分がしたいがそれを人前で言い出す勇気はまだない少しヘタレな2人の視線に流石に気が付いた彼女も彼らを見上げるかたちで交互に見つめ頭に？マークを浮かべ、まさか....と思い付いたイメージにやはり家に残ろうかと申し出ようとした時、静観していたライジェルが徐に動いた。
3人とも彼がどうするのか分からず行動を見つめ、Aが問いかける。
「.......⁇ライジェル⁇
どうしましっ、ぅきゃぁぁぁっ⁉」
先を越されたな、とヘタレ2人の心が通じ合っている中、皆様いい加減お気付きであろうが彼女は今ライジェルにお姫様抱っこをされており、Aの胸の内はとんでもない事になっていた。
「ちょ、まっ待ってくださいっ!
ラ、ライジェルお、下ろしてくださいっ重いから!
そして高ぃっ!
(ふ、複雑!
嬉しいけど体重バレるし王子の顔が近くて心臓がっほ、発作レベル!
死因が胸キュンになるから!)」
「あまり動くな、落としそうになる。
それに重くない、寧ろ軽いきちんと食べているのか⁇」
「はい。
ジッとします。
食べてます。」
イケメンからの色んな胸キュン攻撃に受け答えが不自然レベルでAは崩壊寸前である。
そして彼女の中でライジェルは王子に確定らしい。
そんなやり取りを経てようやく偵察隊は出発する為に動き出すが、ライジェルがまだ何かを言いたげにAを見つめた。
「........................。」
もう正直胸キュンお腹いっぱいですし、精神が保ちません。と心の中でボヤきつつ、Aもライジェルを見つめ返す。
「⁇こ、今度はなんです⁇」
「.......................。」
「.........‼
(い、いま、で、でこに‼なぜだ‼殺す気なのか‼)」
「「‼‼‼⁉⁇⁇⁇」」
なぜかAの額に口付けを1つ落とし出発したライジェルはとても満足気だが、Aは死因 胸キュンの一歩手前だった。
ヘタレ2人はそんなイチャイチャを見せつけられ白目を剥きながら彼らの後を追うべく出発する。
不意打ち過ぎる飛び立ちに最早イケメンに少し殺意が湧く域に達するAだった。
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ちるちる(プロフ) - ノブレス大好きです！お話もめっちゃ面白かった！！続きが気になります！ (2022年11月27日 20時) (
レス) @page27 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
UYK(プロフ) - カントウさん» こちらこそ嬉しいご感想ありがとうございます。理想的と言って頂けて本当に感無量でございます。大変遅くなり申し訳ございませんが更新致しましたので宜しければ読んでいただけますと嬉しいです。宜しくお願い致します。 (2021年2月3日 22時) (レス) id: 3951a69e6f (このIDを非表示/違反報告)
UYK(プロフ) - kazokulove0115さん» 初めまして。私もノブレスめちゃくちゃ好きです。このような拙い文章の続きを楽しみにしてくださって本当にありがとうございます。私自身の自給自足の為、書き始めた小説ですが楽しんで頂けて幸いです。更新は亀の歩みですが、これからも宜しければお楽しみください。 (2021年2月3日 22時) (レス) id: 3951a69e6f (このIDを非表示/違反報告)
カントウ - ノブレス夢を探して辿り着きました。すっごく理想的な話をありがとうございます！！！続き、楽しみにしてますので、宜しくお願いします！ (2020年12月1日 23時) (レス) id: a168b0f487 (このIDを非表示/違反報告)
kazokulove0115(プロフ) - はじめまして。ノブレスめちゃくちゃ好きです。続きがすごく気になります。ノブレスの夢小説色々探してはいますが全くなく、断念しようかと思っていたところでした。小説見れて嬉しかったです。次の更新楽しみにしています。 (2020年9月4日 11時) (レス) id: ef84592b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：UYK | 作成日時：2018年8月23日 0時
