【浦島坂田船】坂田さんはシスコンでした。

２９話 ページ34

志麻side__

んー、俺も取りにいこっかな…
でもそんな甘いの好きちゃうし…

そんなことで悩んでたらでたら
Aちゃんが戻ってきた

貴「あれ、他の人はどうしたんですか？」

「あ、うらたさんとセンラくんでまわってる、さかたんはまだ戻ってきてないで」

貴「そうなんですか…」

「どうしたん？」

貴「いや、こんなに食べれないから半分食べてもらおうとしてたんですけど…」

そう言って俺の正面に座った

「食べてほしいやつってどれ？」

貴「ガトーショコラと生プリンです」


ガトーショコラ…なんかあんまり甘くなさそうやし…

「じゃあ俺もらっていい？」

貴「え、いいんですか！」

「ええよー」

貴「ありがとうございます！切りますね！」

やっぱり可愛いなw
これ坂田に怒られへんかなw

貴「どうぞ！あ、すみません、お手洗い行ってきてもいいですか？」

「ええよー、行ってき」

貴「はい！」


食べよかな。

パクっ

以外と甘い

けどこれはこれで美味しい♪

坂「戻ったよ！あれ、みんなは？」

さすが兄妹
同じ質問をしてくるw

「うらたさんとセンラくんでまわってて、Aちゃんはお手洗い」

坂「そうなんだ。あれ？志麻くん甘いもの好きだったっけ？」

「ん？あぁ、Aちゃんが食べてほしいって…ガトーショコラやったらいけるかな思ってな」

坂「え、Aがくれたの？」

「勘違いすんなよ！？Aちゃんほんまはさかたんに食べてもらおうと思ってたらしいし、さかたんおらんかったから俺がもらっただけで！」

坂「なんだ、良かった♪」

「お、おう。あ、多分もうちょいで戻ってくると思う」

坂「ほんと！？まだかなぁ♪」


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