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隆弘side









今日も心なしか俺は花を眺めていた。









大学の授業が終わった後









ここに来るのが毎日の日課。









何かに綺麗とか美しいとかそんな感情なんて









湧かなかったけど









花を見ていると何も考えずにすんで









そんな時間が俺は好きだった。









そんな時、俺の前で走ってきたであろう誰かの足が止まった。









ふっと顔を上げるとそこにいたのは









涙を沢山溜めたAだった。









驚いて名前を呼ぶと









「隆兄...隆兄!!」









そう言って抱きしめてきた。









隆「どうした?」









「もう...分かんないよ隆兄...どうしたらいいの、私どうしたらいいの?」









隆「とりあえず場所変えよう?ここじゃあれだし」









「っ、うん...」

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作者名:オレンジガ-ル | 作成日時:2018年8月25日 9時

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