【黒バス】甘い甘い、彼らと… 短編集

∞紫原 マーマレードみたいな ページ4

紫原side

同じクラスのAちん

なんとなく気が合う。

ちっちゃくて、

可愛くて、

なにより…

貴方「むっくーん、

このあじいいよー」

お菓子好き。

紫原「んー？どれー？」

貴方「これー、

このグミだよー」

Aちんが
指差したのは、

可愛らしい橙色の

〜初恋の味グミ〜

食べてみたら、

甘酸っぱい、
柑橘系の香りがした。

甘過ぎず、

ちょうどいい味。


紫原「本当だー
おいしーね、これ。」

後味は、
ほろ苦いマーマレードに
似ていた。

貴方「でしょー？」

にっこりと微笑む

君は、とても綺麗で。

紫原「Aちんー」

貴方「んー？

どーしたの、むっくん。」

紫原「付き合おっか。」

貴方「…!! …うん。

そーしよう。」


そういった君の顔は、

さっきのグミみたいに

橙色に染まっていた。


(初めてのきすは)

(マーマレードの味。)





(初恋の味)

∞緑間 この想いは繋がって→←∞赤司 愛と言う名の首輪を君に。

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