＊ ページ19
あー…走って森の方に走って来ちゃったよ。
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違う。違う違う。そんなわけない。そんなことありえない。
た、確かに優しいし一緒にいて楽しいし接しやすいけど、それはなんか…友達？みたいな感じで…
べ、別にん恋愛的なのは…な、い。
ない、の…かな？…うん！ないない！！僕が好きなのは女の子！！可愛い女の子がいいの！！しかも歳離れてるわ！！
あ"あ"ぁ"！！あいつのせいで頭ん中ぐちゃぐちゃやぁ！！
坂「もぅ！！全部あいつのせいや！！」
「ん？おやおや、君天使だよね？いけないなぁ…夜に一人で森に来ちゃ。」
坂「っ！？だ、誰！！」
「へへっ…一人でいるなんて無防備な子やなぁ…」
坂「っ！悪魔か！！姿出せ！！」
「君強気やねぇ？」
坂「はよ出てこい！！」
「へいへい。」
ｶﾞｻｶﾞｻ
っ！そんな近くにおったんか！！
なんなん。悪魔ってどこにでもおるん？
志「はじめまして、俺は志麻。見ての通り悪魔ね。」
坂「あ、悪魔が僕になんの用や。」
志「ん？ふーん、逃げへんのや。」
坂「今虫の居所が悪いんや。お前に構ってる暇なんてない。」
志「へぇー、じゃあ誘拐してもいいんやね。」
坂「え？…う"ｯ…」
んん…え。ここ、どこ？…薄暗い。しかも変な匂いがするし。
確か、志麻っていう悪魔と出会ってからぁ…そっから記憶がない。
ｶﾞﾁｬ
坂「っ！」
志「おはよ、これご飯な。」
坂「っ！！こっから出せ！！」
志「ごめんな。そらる様の命令やねん。俺も拐うなんてしたくなかってんけどなぁ…」
そらる？って誰や。こいつが様付けするってことはまふまふ様と同じ立場の人、イコール神様！！イコール大悪魔かっ！！？
坂「ここ魔界か！なんで僕捕まえてん！！」
志「そんなん知らんよ。命令で動いただけやし。」
坂「はぁ…」ｺﾞﾛﾝ
ｶﾁｬ
あ。床に寝転がったら首にかけてたペンダント出てきた。そう言えば着けてたわ。
志「っ！お前それ。」
坂「え？」
志「俺の知り合いのやつと似てる。」
坂「っ！…その人呼べる？」
志「なんでよ。」
坂「これ拾いもんなんよ。その人のやったら返したい。」
志「うーん…分かった。今呼べるかどうか分からんけど呼んで来るわ。」
…どっか行った。はぁ…これでホンマにうらたが来たら少しは安心するわ。
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なんで安心すんねん。あいつも悪魔なのに。
まぁ、ずっと会ってる悪魔だし慣れてるからやろな。
はよ来んかな…
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ekusiadono(プロフ) - 恋花ﾚﾝｶさん» 神作と言っていただけるなんて！！嬉しいコメントありがとうございます！！ (2019年12月13日 13時) (
レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - 面白い作品ですね!神作だと思います!これからも応援してます。 (2019年12月13日 13時) (レス) id: 1d9528a5e6 (このIDを非表示/違反報告)
ekusiadono(プロフ) - ナタデココナッツさん» コメントありがとうございます！！続きを楽しみにしてくれる方がいるなんて光栄です！！応援ありがとうございます！！ (2019年12月9日 12時) (レス) id: 83718aafb1 (このIDを非表示/違反報告)
ナタデココナッツ - すごい良かったです｡続きも楽しみにしてます｡頑張ってください。 (2019年12月9日 6時) (レス) id: a628d8ca2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八雲橙 x他3人 | 作成日時：2019年10月20日 3時
