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「Aさん…」
「A姉ぇ…」
どこか心配そうに私を見る新八くんと神楽ちゃん
「急にどうした。何か悪いモンでも食ったか」
と別の意味で心配そうに、変なものでも見るような目で見てくる銀さん
いや何でそうなるの
確かに急に重い空気というかシリアスモード？に入っちゃったけど、私としては自然な流れかなと思うし
ていうか
「そういうんじゃないんですけど、私でも分からないんですけど、何かふと思い出してお礼を言いたくなったっていうか何ていうか…」
やっぱ急に変だったかなと思うと何だか恥ずかしくて口篭る
まあ気持ちを伝える時って気恥ずかしいもんだし、うん
「そんな。それはこっちの台詞ですよ。いつもいつも無茶苦茶なことしてるのに、それを笑って受け止めてくれて、僕らの方が感謝してるんです」
「そうアルヨ！A姉ぇ来てから女の子っぽいこと一緒に沢山できて私も嬉しいネ！」
「そうそう。銀さんの胃袋も喜んでる喜んでる。満腹でもうおねむの時間だからそういうのは最終回にとっとこうぜ」
「少しは空気読めよ」
ふあ〜っと欠伸をする銀さんに呆れ果てる新八くん
確かに、いい感じの雰囲気がぶち壊しである
でもおかげで私はまた笑顔になる
「そうですね。もう辺りも暗いですし、いくら夏と言えど夜風に当たりすぎると風邪を引いちゃうかもしれませんし、そろそろ帰りましょう」
時間はまだ6時半だが夏に入ったばかりで夜風は少し冷たい
外に長居は良くないのは確かなのでお開きにするのには丁度いいかなと思いそう切り出した
「もう着いてるアルヨ」
神楽ちゃんに言われ見上げるとそこには「万事屋」と書かれた看板があった
どうやら立ち止まったのは丁度万事屋の前だったらしい
「そんじゃまあ、解散ってことで」
それを確認した銀さんは一刻も早く寝たいのか背中を向けヒラヒラ手を振りながら階段を登っていく
「A姉ぇも気を付けて帰るヨロシ！おやすみアル！」
元気に挨拶をし銀さんに続き階段を駆け上がる神楽ちゃん
「ちょっと銀さん！…ったくもー。本当すみません今日はバイト帰りに」
私のことなどお構いなしに上がって行ってしまった銀さんに呆れながら私に申し訳なさそうにそう言ってその場に残ってる新八くん
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夏波(プロフ) - ピピコさん» わああ！！ありがとうございます！初コメ嬉しいです！タイトルが浮かばず、何にしようかと悩んでいた時に書きたい内容にピッタリの花言葉を偶々見つけて、これにしようって決めました！(笑)はい！頑張ります！良ければこれからも応援してやってください！ (2017年7月14日 3時) (
レス) id: dfd97bd1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - コメント失礼します！タイトルが素敵で見に来ちゃいました！花の名前がタイトルってイイですよね(個人的な意見)。続きも楽しみにしてます！頑張ってください！^^ (2017年7月13日 23時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏波 | 作成日時：2017年7月12日 20時
