２４ ページ25
．
「えぇ？！Aさん銀さんが好きなんですか？！」
あんなちゃらんぽらんを？！と驚きを隠す様子もなく声を上げた新八くん
「ちょっ、聞こえるって！シー！！」
「あ、すみません！」
慌てた私に慌てて口に手を当て申し訳なさそうに謝る新八くん
いや本当に焦ったよ。聴こえてたらどうすんのさお馬鹿さん。
というか何故そもそも新八くんが驚いてるのかというと、
まあ先日の沖田くんの件からいつ銀さんに伝わってしまうのか不安だった私は、�爛丱譴訌阿房�分から暴露してしまおう作戦�疆�な、まあ何とも意味不明で大胆な作戦を思いついたわけで
何としてでも銀さんに伝わるのは阻止したい
しかしそれには私一人ではどうにも出来ない気がしたのだ
沖田くんを四六時中監視して未然に防ぐなんて不可能に近いし、そんなことしてたら私の身がもたない
そこで周りの人に協力してもらうしかないなと思ったが、まあ知人は個性的な人で溢れてるわけであって…
話す相手を間違えたら大惨事になる事は目に見えている
そこで真っ先に浮かんだ人物が新八くんなのである
こう言っちゃ何だけど、新八くんは私の知る人の中で1番普通で、1番無害そうで、1番地味で、1番常識人に見えるからである
下手なことは恐らくしないだろうし、企みもないだろうし、何より空気というものを読めるから私が事細かに説明せずとも何をしてほしいのかは理解してくれそうなのである
「んー、つまりこういうことですか？沖田さんが変な事をしないように、できるなら言動を注意して見ていてほしいと」
ほらね。
銀さんのことを好きで、沖田くんはそれに勘づいてて困ってるとしか言ってないのにこの推察力
「うん。無茶苦茶なこと言ってるのは分かるんだけど、少しでもいいから力を貸してもらえないかなと…」
新八くん本当いい子。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏波(プロフ) - ピピコさん» わああ！！ありがとうございます！初コメ嬉しいです！タイトルが浮かばず、何にしようかと悩んでいた時に書きたい内容にピッタリの花言葉を偶々見つけて、これにしようって決めました！(笑)はい！頑張ります！良ければこれからも応援してやってください！ (2017年7月14日 3時) (
レス) id: dfd97bd1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - コメント失礼します！タイトルが素敵で見に来ちゃいました！花の名前がタイトルってイイですよね(個人的な意見)。続きも楽しみにしてます！頑張ってください！^^ (2017年7月13日 23時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏波 | 作成日時：2017年7月12日 20時
