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動かない両親を見下ろすように目の前に立ってる人が居た
「あ、そ、そんな…」
その人の手には鋭利な刃物が握られていて、その刃には血がべっとりと付いていて
まだ乾ききってないのか、刃先から血がポタポタと地面に滴り落ちていた
その人が着ている服にもおびただしい量の血が付いていて
その人が両親を手にかけたことを物語っていた
更に、その人の足元に向けていた視線をゆっくり上にずらし、その横顔を見て眩暈がした
信じられなくて、驚きを隠せなくて、私は声を発していた
その声にようやく私の存在に気付いたのか、その人がゆっくりこちらに振り向く
「ああ、Aか」
「っ、しょ…うちゃ……」
ニッコリ、優しく微笑んだその人は
私の最愛の人だった
.
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夏波(プロフ) - ピピコさん» わああ!!ありがとうございます!初コメ嬉しいです!タイトルが浮かばず、何にしようかと悩んでいた時に書きたい内容にピッタリの花言葉を偶々見つけて、これにしようって決めました!(笑)はい!頑張ります!良ければこれからも応援してやってください! (2017年7月14日 3時) (レス) id: dfd97bd1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - コメント失礼します!タイトルが素敵で見に来ちゃいました!花の名前がタイトルってイイですよね(個人的な意見)。続きも楽しみにしてます!頑張ってください!^^ (2017年7月13日 23時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏波 | 作成日時:2017年7月12日 20時