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そうして暮らし私が15になった年に、小さなその村に越してきた家族が居た
傍目からみた彼らはこの村にはとても似つかわしくない雰囲気で、裕福に見えた
何故わざわざこんな貧困で閑散とした村に来たのか疑問だったが、その疑問はすぐに解けた
両親に聞いた話によると彼ら、松野家一家の父親は医者で、医療機関もなく困ってる小さな村がある事を風の噂で聞いたらしく、心優しい松野家の父親はこの村に小さな病院を開きに来たとのことだったのだ
愛想が良く、誰に対しても分け隔てなく接してくれる松野家の皆は村人からの評判も良く、すぐに村に溶け込んでいった
「松野さんが来てくれて本当助かったわ〜」
「遠くの病院まで金かけて行く必要もなくなったしな」
「子供が病気してもすぐ診てもらえるから安心して暮らせるわ」
松野家を悪く言う者は誰1人として居らず、上がるのは感謝の声ばかりで
松野家はあっという間に村の人気者、中心的な存在になっていった
もちろん私達家族も松野家にはお世話になっていたが、松野家の一人息子、松野正太郎は私を実の妹のように可愛がってくれて私も兄のように慕っていたこともあり、家族ぐるみでの個人的な付き合いも増えていた
正太郎(ｼｮｳﾀﾛｳ)、しょうちゃんの歳は当時19で年齢的にも本当にお兄さんだった
しかし私は、次第にしょうちゃんの事を�猴蠅蠅砲覆襪�兄さん�瓩箸靴童�ることはできなくなり、私の中でしょうちゃんは恋愛対象へと変わっていった
それがしょうちゃんの策略だとも知らずに────
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夏波(プロフ) - ピピコさん» わああ！！ありがとうございます！初コメ嬉しいです！タイトルが浮かばず、何にしようかと悩んでいた時に書きたい内容にピッタリの花言葉を偶々見つけて、これにしようって決めました！(笑)はい！頑張ります！良ければこれからも応援してやってください！ (2017年7月14日 3時) (
レス) id: dfd97bd1f0 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ - コメント失礼します！タイトルが素敵で見に来ちゃいました！花の名前がタイトルってイイですよね(個人的な意見)。続きも楽しみにしてます！頑張ってください！^^ (2017年7月13日 23時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏波 | 作成日時：2017年7月12日 20時
