【銀魂】ヒガンバナ【坂田銀時】

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とある事件をキッカケに、住み慣れた故郷からこのかぶき町へ越してきてから早１年


最初は右も左も分からず周りの人に迷惑をかけてきたが、今はすっかりこのかぶき町に馴染んだ私


町を歩けばすれ違う人々から気軽に声をかけられるようになり、私もかぶき町の一市民としてちゃんと認識されてるようで嬉しい限りの毎日である


初めてこの町へ訪れた時の自分をふと思い出しながら今日も、通い慣れたバイト先へ向かう





「こんにちわー」

ガチャ。


バイト先のコンビニに着き、いつものように元気な挨拶と共に扉を開ける


それに対しスタッフもそれぞれ挨拶を返してくれる


その間をすり抜け更衣室に向かう途中、店長に声をかけられ足を止めた


「ごめんね〜。急に時間変更お願いしちゃって」

と申し訳なさそうに言った店長さんに私は、

「大丈夫ですよ！この時間も経験してみたかったので」

と笑顔で返した。

すると店長さんも安心したように、「じゃあ今日は頼むよ。助かるよ本当に」と言ってから仕事に戻っていった。

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