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5話 ページ7

wwなどの文字が出ます!苦手な方は申し訳ありません。
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Aside

金髪の彼女…96猫さんの自己紹介が終わってから他の人の自己紹介もどんどん続いた。
志「志麻やで〜、よろしゅうな!」

セ「センラです、よろしくお願いします」

そ「そらる、よろしくね」

な「nqrseでーす、よろしく」

坂「坂田やで!よろしくな!」

天「天月です!よろしくね〜」

ま「まふまふです、よろしくお願いします!」

一通りの自己紹介が終わってからピンク髪さん…なるせさんがぽんと手を打って
な「あ、君の名前は?」
と尋ねてきた。そう言えば言っていなかったか、と思い慌てて前髪の下辺にあるフードを引っ張りながら口を開く。
夢「 シルフィです、よろしくお願いします」

私を含む全員の自己紹介を終えてからしばらく雑談をした結果、私は皆さんのことをあだ名で呼び、敬語を外すこととなった。
天「ねぇ、 シルフィ。なんでずっとフード被ってるの?」
天月さんに聞かれてびくりとする。別になにも理由は無いのだが、何となく嫌という感情を言っても伝わる気がしないのが現状だ。さて、なんと言おうか………。
悩んでいるとスパーンという音が聞こえてきた。その音の方向を見てみると、

96「つっきー!なんか事情があるかもしれんやろ!」
96猫さんが天月さんの頭を叩きながら大声で叫んでいた。叩かれた天月さんははっとしたような顔をして「ごめん……」と落ち込んだ。
夢「大丈夫、言葉に表しにくいだけだから…」

少し慌てて私がそう言うが、天月さんはまだしょぼんとしたままだ。
(あぁ、また。また私のせいで空気が…)
頭の中にフラッシュバックしてくるのは『あの日』のこと。今まで現実世界で何度となく体験した頭痛が蘇ってくるような感覚。私が蹲りそうなのを必死でこらえていると。

96「ほんま、つっきーはあほやなぁww」
96猫さんが暗い空気を吹っ飛ばすかのように笑った。それにはっとした他の面々が続けて笑い出す。天月さんはまだ少し気にしたようだったが、私がフードの中から笑いかければ笑ってくれた。

夢「え、皆はギルド組んでないの?」
先程聞いた話に驚いて聞き返してしまう。何でも、ギルドを作るという話も浮き出ていたらしいのだが、結局作っていないらしい、すると坂田さんがいいことを思いついた、というようににぱっと笑ってこう言った。

坂「 シルフィと一緒に皆でギルド作ったらええんちゃう?」

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るか - 更新待ってます…! (1月14日 20時) (レス) id: 801caab291 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃明日香(プロフ) - ひなたさん» ありがとうございます!初めてのコメント嬉しいです…!拙い文章ですがこれからも読んで頂けたら嬉しいです! (2021年4月28日 8時) (レス) id: 942417641d (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - コメ失礼します!私、ソードアートオンラインも歌い手も好きなので楽しく拝見させていただいております!!応援してます! (2021年4月27日 22時) (レス) id: 05e04b1059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋乃明日香 | 作成日時:2021年4月23日 11時

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