54時間目 ページ17
リクエスト:賢王がまた看病する話
休み時間、Aは友達と駄弁っていた。
「インフル流行ってるよね〜」
「ねー。C組は学級閉鎖だって。羨ましいわ〜」
「…みっちゃん？」
貴女「へ？何？」
名字が参月なので友人からはみっちゃん、もしくはツキちゃんと呼ばれている。
ショートヘアが似合う友人、緋奈がじっとAの顔を見つめていた。
緋奈「なんか顔赤くない？保健室行く？」
「…37.5。早退しなさい。家に誰かいる？」
貴女「いません」
絶対にギルガメッシュを学校に呼びたくない。前の三者懇談は別だ。
保健室の教師は体温計を救急箱に戻して続けた。
「連絡はしておきなさいな」
貴女「はーい」
微熱だからかそこまで気だるくはない。寝たらなんとかなるだろう。
緋奈「家の近くまで送っていこうか？みっちゃん」
貴女「え、でもそれだと授業…」
「じゃあお願いするわ、岸谷さん。先生これから出張だから。2年A組は…体育、か。担当の先生には私から連絡しておくので」
貴女「ありがとう、ひーちゃん」
緋奈「どういたしまして。…ここだけの話、体育サボりたかったんだよね」
貴女「言うね〜」
だってさー、と指で髪を弄りながら話す緋奈とそれに軽くツッコむA。
緋奈「例の彼氏との進展は？」
貴女「!?ぼちぼち…かな。キスはしてるけど…」
緋奈「写真とか無いの？」
貴女「あ、あの人、写真苦手だから…」
本当はギルガメッシュが写真をどう思っているかなんて知らない。というか携帯のアルバムにギルガメッシュはいない気がする。
緋奈「えー？写真撮らないの？じゃあ名前くらい教えてよ」
貴女「また機会があったら隠し撮りするよ…名前？…ギル」
緋奈「ギルさん！ん？ギル、くん？年上？年下？どっちだっけ」
貴女「と、年上だけど」
ギルガメッシュとはまず言えないしそこまで教えられる事はない。ていうか歴史上の人物だ。知られたりしたらヤバい。本当に。
貴女「ひーちゃん、もう家に着くし学校に早いとこ戻ったら…？」
緋奈「ん〜…ま、時間は潰せたしみっちゃんの言う通りに戻るか〜。お大事に〜」
貴女「また学校でね」
続きます
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シロクマ - いつも楽しく読ませていただいてます!!リクで夢主がなんだかんだ？あってロリ化しちゃった！？みたいなのが見てみたいです！これからも更新頑張ってください！! (2018年2月18日 22時) (
レス) id: 67fc689ffe (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - ピット☆さん» 初めまして、コメントとリクエストありがとうございます！作者的には微妙なお話となってしまい力及ばずで申し訳ないです…宜しければこれからもご愛読の程、お願いします…！ (2018年1月27日 16時) (レス) id: 1f30c6d721 (このIDを非表示/違反報告)
ピット☆(プロフ) - リクエスト通りに書いて下さりありがとうございました！正直前に書いたネタなのでもう1回は無理だろうとよくある(？)記憶喪失ネタで夢主が昔みたいになって奮闘するギル様みたいなのをリクエストし直そうと思っていました(( ありがとうございました！！ (2018年1月27日 11時) (レス) id: 5b1c31e1fb (このIDを非表示/違反報告)
ヨシノ(プロフ) - 茉莉さん» 初めまして、コメントとリクエストありがとうございます！ご期待に沿えており良かったです…！これからもご愛読のほどよろしくお願いします〜！！ (2018年1月25日 23時) (レス) id: 5dec3dce0d (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 期待に沿ってます！添えすぎています！やばいです。 (2018年1月25日 22時) (レス) id: 30b6760e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシノ | 作成日時：2018年1月3日 22時
