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あなたside
そんなこんなですこーし気まずい空気のまま、自己紹介タイムは終わり。
「はい、じゃーホームルーム終わりねー。お友達作りなねー」
なーんていうゆるい言葉を残して平野先生は教室を出ていった。
「「……」」
気まずいねえ
大変気まずい、この空気。
「星谷さんさ、部活何入るの？」
「んー、別に決めてないけど。なんで？」
「俺、運動系のどっかに入りたいんだよね。」
「…その見た目で？」
「……俺結構運動好きなのよ」
「…その見た目で？」
「…あれ、やっぱり聞き間違いじゃないね？「その」ってなに？」
「いや別に」
「ねえ濁さないで」
「うるさいうるさい、で、なんで？」
「マネージャーやらないかなぁって」
「やらないね」
「即答やめて」
「例えばどこの運動部？」
「スルーなのね。サッカーとかバスケとかよくない？」
「ほーん」
「あのさ興味ないなら聞かないで？？」
……やっぱわかんない、全然わかんない。
どんだけ相性いいのよあんたら
もはや恨むよ優佳さん。
私がこんなに気まずい思いしてるっていうのにさ、君だけお隣さんと仲良くしちゃってさ。
「…」チラッ
ほら見て？うちのお隣さんみて？
悲しそうな顔でこっちチラチラ見るのよ。
そんな顔で見られても困るのよ森本くん。
なんで君悲しそうなのよ？
わかりませんよ、私わかんないですよ？
「ちょ、優佳」
「はぇ？」
「いーから、はよ！」
「ちょちょちょちょ」
とりあえず優佳の手を引っ張って教室を出る。
去り際に森本くんのかなしそうな顔が見えた気がしなくもないけど
見えてないことにしておく。だって意味わかんないもん。
松村くんの「えぇ、星谷さん行っちゃうの？？」みたいな、悲しそうな不満そうな顔は誤魔化せないくらいはっきり見えたけど。
「どしたの？」
「自販機行こ自販機」
「いいけど…」
不思議そうな顔でこちらを見つめる優佳。
「なんで優佳、松村くんとそんな仲良いの？」
「いやわからん。ていうか仲良くない」
「どの口が言ってんだ」
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湊 - うっ…！きゅんきゅんする上になんかギャグ小説っぽくて面白いです！更新は作者さんのペースで頑張ってくださいねー！ (2021年7月11日 21時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - あさん、コメントありがとうございます。どこのことか教えていただけないでしょうか？ (2020年11月10日 7時) (レス) id: 8cb59abab6 (このIDを非表示/違反報告)
あ - （名前）じゃないと名前変換されないですよ（ ; ; ） (2020年11月9日 22時) (レス) id: 7685fc0708 (このIDを非表示/違反報告)
mamaの味 - はじめまして！唐突ですが主さんの作品好きです！！これからも更新頑張ってください (2020年11月9日 21時) (レス) id: 2fd05b4927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2020年10月31日 23時
