83. 決めなきゃいけない覚悟 ページ15
あれから数日後、久しぶりに会社に来た。
翔くんに……元気貰えたから、もう1歩。
｢それに、今日翔くんに会える｣
ニヤニヤしそうな顔を必死に抑えて。
今日は私にとって大切な日になると思う。
｢今日は、これを渡しに来ました。お世話になりました。｣
これから仕事を続けても、きっと雑用みたいなことしかさせて貰えない。
何より、軽斗との関係を切りたい。
簡単に出した判断じゃないけど、今の状況で立ち止まったままなら……
それに、これは私が決めないといけないことなんだ。
噂のせいもあってか、上司からは｢残念だな｣ってひとことだけ。
何年も務めてきた会社。
やっぱり悲しいけど、後悔はない。
会社から出て、高いビルを見上げる。
｢ありがとうございました｣
軽くお辞儀をして、帰ろうと歩き出した途端、会社の方から聞こえた声に思わず息を飲んだ。
？｢なーにが ありがとうございました だぁ？｣
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恋(プロフ) - 2人の今後の私生活とかピンクとか読んでみたいです…！今までありがとうございました！ (2020年8月17日 17時) (
レス) id: 2a5783d47b (このIDを非表示/違反報告)
sachippo(プロフ) - ハチミツ様はじめまして!私の中で今、更新を一番楽しみにしている作品で、おもわずコメントしてしまいました!やっと翔くんと話す事が出来てよかった…ドキドキが止まりません!´∀｀ (2020年8月6日 12時) (レス) id: 712aa0d33c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハチミツ
| 作成日時：2020年7月30日 1時
