ハリーポッターともう一人の少女【秘密の部屋】II (ページ6)

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47話ページ6

ロン「ハリーもうイヤだ…絶対にイヤだよ」

ハリー「シッ！」

こっちに向かっている…

ロン「ねえ戻ろうよ…」

ハリー「行こう」

？「そこにいるのは誰だ？」

ハリー「落ち着け」

？「ハグリッド？お前なのか？」

ハリー「ハグリッドの友達です」

奥から出てきたのはとても大きなクモだった

ハリー「あなたが…あなたがアラゴグ？」

アラゴグ「いかにも…ハグリッドがここに人間をよこすとは…」

ハリー「彼が疑われてるんです。また“秘密の部屋”を開いて生徒を襲わせていると」

アラゴグ「ぬれぎぬだ！ハグリッドは“秘密の部屋”など開けてはおらん！」

ハリー「あなたが怪物では？」

アラゴグ「怪物はあの城で生まれた。わしは遠い国で生まれ旅人からハグリッドに」

ロン「ハリー…」

ハリー「静かに」

ハリー「じゃあ50年前に女の子を殺したという怪物は？」

アラゴグ「そいつの話は口にせぬ。わしらクモの仲間が何より恐れる太古の生き物だ」

ハリー「それを見たことは？」

アラゴグ「わしが城で見たのは、わしが飼われた木箱だけだ」

アラゴグ「殺された子はトイレで発見され疑われたわしをハグリッドがこの森へ」

ロン「ハリー！」

ハリー「何だよ」

ロンが指を指した先には大量のクモがいた

ハリー「あの…ありがとう。もう帰ります」

アラゴグ「帰るだと？それはなるまい…わしの命令で我が子はハグリッドには手を出せん…だがノコノコ迷い込んだ新鮮な肉をお預けにはできん」

アラゴグ「さらばじゃハグリッドの友よ」

ロン「パニクっていい？」

どうしようか

あまりにも数が多過ぎるしここから逃げるのは難しい

ロン「何か呪文は？」

ハリー「一つあるけど相手が多すぎる」

ロン「ハーマイオニーがいたら…」

そう話していると空飛ぶ車がこっちへ来た

ハリー「行こう！」

ハリー「“アラニアエグズメイ”！」

ハリー「出して！」

そのまま車は走った

ロン「出られた」

そう思ったらロンのところへクモが来た

ハリー「“アラニアエグズメイ”！」

どうにか追い払えた

ロン「ありがとう」

ハリー「気にしないで」

目の前に大量に来た

ここはもう逃げるしかない

ハリー「逃げよう」

ハリー「早く！」

ハリー「急いで！スピードを上げろ！」

ハリー「行け！」

ハリー「飛ぶんだ！」

ロン「ギアが！」

ハリー「頑張れ！」

ロン「やってるよ！」

ようやく飛んで逃げられた