ハリーポッターともう一人の少女【秘密の部屋】II (ページ14)

今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:5,519 hit

55話ページ14

やっとここまで辿り着いた

早くコスモと会わないと…

目の前に蛇の扉がある

“開け”

そう言うと扉は開いた

入ったその先には蛇の像が何体もあり、目の前には人の顔の像が大きくあった

そしてそこにはジニーが横たわっていたのだ

ハリー「ジニー」

ハリー「ジニーお願い死なないで…目を覚まして！」

ハリー「お願い…起きて」

トム「彼女は目覚めないよ」

そこには日記で見た男性とその隣にコスモが立っていた

ハリー「トム？トムリドル！」

ハリー「覚めないってなぜ？まさか…」

トム「生きてるよ。かろうじてだけどね」

ハリー「君はゴースト？」

トム「50年間日記に残されてた“記憶”だよ」

コスモ「ねえハリー…思い出してみて…トムリドルという名前覚えてない？」

何の話…いや…たしかコスモの寮に出入りできる人として呼ばれていたはずだ

ハーマイオニーもその一人

ハリー「コスモとトムリドルは知り合いだった…？」

コスモ「そうね…」

コスモ「ジニー…もうこんなに冷たくなってる」

ハリー「氷のようだ」

ハリー「ジニー死なないで…起きて！」

大変だ

このままだとジニーは死んでしまう

ハリー「手を貸してトム、バジリスクが…」

トム「呼ぶまで来ないさ」

そういうトムの手には僕の杖があった

ハリー「杖を返してトム」

トム「杖は必要ない」

ハリー「ジニーを助けなきゃ…」

トム「それはできないよハリー…ジニーが弱くなるほど僕は強くなる」