2話 ページ8
ドビー「ドビーは悪い子！ドビーは悪い子！」
ハリー「ドビーやめてお願いだから！大丈夫？」
ドビー「お仕置きしたのです。ドビーめの家族の悪口をつい…」
ハリー「家族？」
ドビー「ドビーめが一生お仕えし、忠義を捧ぐ魔法使い一家です。ここに来たのが知れたら…」
よほど厳しい家に仕えているのだろう
ドビー「でも参りました。ハリーポッターをお守りし警告をと」
ドビー「いいですか？ハリーポッターは今学期ホグワーツに戻ってはなりません。世にも恐ろしい罠が仕掛けられているのです」
ハリー「どんな罠を？一体誰が？」
コスモ「そうよ。危険があるなら私が排除できる」
ドビー「それは…それは申せません」
ハリー「おっけー…言えないのは分かったから。ドビー？ドビーお願いやめて」
また自分を痛めつけてる…屋敷しもべ妖精としてのあれがあるのだろう
バー「9番ホールに差しかかると…」
ハリー「スタンドを置いて」
ハリー「ドビー離して！中で静かにしてて」
バー「一体何をやっとるんだ？」
ハリー「僕はただ…」
バー「お前もだコスモ！ジョークのオチが台無しだ」
ハリー「ごめんなさい」
コスモ「すみません」
バー「今度騒ぐと生まれたことを後悔するぞ！それからドアを直しとけ！」
ハリー「はい」
ハリー「分かっただろ？だから僕はホグワーツに戻りたい。友達のいる所に」
ドビー「手紙もくれない友達の？」
ハリー「それはたぶん…待ってなぜ手紙が来ないことを？」
ドビー「ドビーめをしからないで下さい。もしも友達に忘れられたと思えば、もう学校には戻らないだろうと…」
ハリー「手紙を返して早く」
ここまでキレるハリーもめずらしい
本当に大切にしてる友達なのね
ドビー「ダメです！」
一階に逃げられた…やばい…バーノンおじさんが今お客様を相手にしてる最中…
ハリー「ドビー早く戻って！」
ハリー「ドビー…お願い…だめだ」
ドビー「ハリーポッターは“学校には戻らない”と言って下さい」
ハリー「ホグワーツは僕の家だ」
正直に言ってくれて嬉しいけど、ここは上手く誤魔化すとか…いや、ドビーには通用しないか
ドビー「それならドビーもハリーポッターのためにこうするほかありません」
ケーキがお客様の方に行ってる…
コスモ「ドビー！これは流石にだめだ」
ドビー「ドビーめも心が痛むのです。お許し下さい」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
