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1話 ページ7

ハリー「外には出せないよヘドウィッグ。学校以外で魔法は禁止。それに…」


バー「ハリーポッター!」


ハリー「怒られるぞ」


ペチュ「居間にいるわ。バーノン」


バー「鳥を黙らせろ!でなきゃ始末しろ」


ハリー「退屈してるんだ。1時間でも外に出してやれたら」


バー「イかれた仲間に秘密の手紙を送る気か?」


ハリー「でも友達の誰からも手紙が来ないんだ…1通も…この夏中」


ダド「誰がお前と友達になる?」


バー「恩知らずな子だ。赤ん坊のお前を引き取って食わせダドリーの部屋の1つまで与えてやったのに」


ペチュ「だ〜め!お客様が来てからよ」


バー「もうすぐご到着だ!」


バー「もう一度手順のおさらいだ。メイソン夫妻がご到着なさったら」


ペチュ「私はここでご夫妻をお迎えする」


バー「よし!」


バー「ダドリーは?」


ダド「玄関のドアを開けてさしあげる」


バー「よろしい!」


バー「それでお前たちは?」


ハリー「部屋で物音を立てず」


コスモ「いないふりをします」


バー「その通りだ。我が人生最大の商談がかかっておる。ジャマしたら承知せんからな」


部屋に屋敷しもべ妖精?


なぜ?


ハリーは多分知らないだろうけど魔法界の生き物であることはわかるだろう


マグルの世界にはいないのだから


?「ハリーポッター!コスモゴッド様!何たる光栄でしょう」


ハリー「誰なの?」


ドビー「“屋敷しもべ”のドビーです」


ドビー?どこかで聞いたような名前だけれど


ハリー「悪いけど今君がいるのはとてもマズいんだ」


ドビー「ええ…それは分かっております。ただ申し上げたいことが…」


ドビー「それがドビーめはどこから話してよいやら…」


ハリー「とりあえず座ったら?」


ドビー「“座ったら”?ドビーめに“座ったら”と?」


ハリー「ドビー静かに!君を傷つけたのなら謝るよ」


ドビー「ドビーめを傷つける?偉大な方と伺ってましたが魔法使いから“座ったら?”などとは…まるで対等のように」


ハリー「礼儀知らずが多かったんだね」


ドビー「その通りで…口が滑りました」


ドビー「ドビーは悪い子!ドビーは悪い子!」


ハリー「やめて!お願い!」


バー「あー…お気にせず…猫です」

2話→←秘密の部屋編〜設定〜



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作者名:コスモ | 作成日時:2023年2月2日 20時

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