22話 ページ30
ダ「アーガス！」
ダ「諸君それぞれの寮にすぐに戻るのじゃ」
ダ「そこの3人とコスモはここに」
私も？
「レイブンクロー行くぞ！」
ダ「死んではおらんアーガス…石にされたのじゃ」
ギル「私がその場にいれば反対呪文で救えたのに」
皆が見ると気まずそうに黙った
気まずいなら話さなければいいものを…
ダ「どういう術を使ったのか…」
フィ「あいつですよ。壁の文字をお読みでしょう」
ハリー「違います。猫には手も触れていません」
フィ「ウソつけ！」
セブ「校長、私からもひと言…3人は偶然居合わせただけかも…」
セブ「とはいえ、状況的には実に疑わしい…私はポッターを夕食の席で見かけなかった」
ギル「私と一緒でしたセブルス。ハリーは私のファンレターの返事書きを手伝ってくれたのです」
ハー「それでハリーを捜しに行ったんです先生」
ハー「見つけた時ハリーは…」
セブ「ハリーは何だね？Ms.グレンジャー」
ハリー「“空腹じゃない”と」
そのまま言うと別の意味で怪しまれるから誤魔化したのね…
多分あの声を聞いてそのまま歩いていたら偶然見つけたのね
ハリー「寮に戻りかけたらミセスノリスが…」
ダ「“疑わしきは罰せず”じゃ…セブルス」
フィ「私の猫が石にされたんだ…処罰を与えてくれ！」
ダ「君の猫は治せますぞアーガス…スプラウト先生がお持ちのマンドレイクでな」
ダ「十分に成長したら蘇生薬が作れるのじゃ」
ダ「それまでの間くれぐれも用心することじゃ…よいな？」
ハー「不思議じゃない？」
ハリー「不思議？」
ハー「あなただけが声を聞き、その後ミセスノリスが石にされた…不思議だわ」
コスモ「私にも聞こえたわ」
ハリー「どうして僕らにだけ聞こえるんだ…？」
ハリー「声のこと先生に話すべきかな」
ロン「バカ言うなよ」
ハー「ダメよハリー…魔法界でもそれは変だと思われるわ」
「彼女の言う通りだ」
コスモ「そうよ…それに私がどうにかするわ」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
