5話 ページ13
モリー「さあ召し上がれハリー、コスモ遠慮しないで」
ジニー「ママ、あたしのセーターは？」
モリー「お部屋でしょ」
ハリー「やあ」
コスモ「去年ぶり？久しぶりに会えたわね」
私たちがそう言うや否や表情が固まりながら逃げるようにして戻って行ってしまった
気に触るようなことを言ってしまったのだろうか
ハリー「僕たち何かしちゃった？」
ロン「ジニーだよ夏中ずっと君たちの話ばっかしてた」
コスモ「どんな？」
ロン「君のことをお姉ちゃんにしたいだとか何とか言ってた」
コスモ「ああ、姉妹がいないものね」
アー「皆おはよう！」
「おはようパパ」
彼はどうやらロンたちの父親らしい
アー「昨夜は抜き打ち検査が9件！」
ハリー「検査？」
ロン「“マグル製品不正使用取締局”に勤めてる。パパはマグルに興味津々でね」
アー「やれやれ！」
アー「ところで君は誰だい？」
ハリー「あ、失礼しました。僕はハリーポッターです」
コスモ「いつもお世話になっています。コスモポッター…コスモゴッドです」
アー「驚いたな…君たちが？ロンから色々聞いているよ。いつここに？」
モリー「今朝ですわ。息子たちが例の車で彼らを連れてきたんです」
アー「本当に？うまく飛んだか？ああいや…そりゃいかんな、実にけしからんことだ」
モリーおばさんに小突かれていた
やはりこの家はモリーおばさんが基本的に力を持っているようだ
アー「さてハリー、君はマグルに詳しいはずだ。聞いてもいいかい？ゴム製のアヒルは何に使う物かね？」
ハリー「あれは…その…」
ハリーが言いかけている時にフクロウの声が聞こえた
この家のフクロウなのだろう
モリー「エロールだわ」
窓にぶつかって痛い目に…どうやら歳をとったフクロウらしい
歳をとってまで運び続けてくれるその優しさは本当にすてきなものだ
モリー「パーシー取ってきて」
パー「エロール」
ロン「いつもあれだ…」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
