42話 ページ1
「ハリーポッターそしてコスモまた会ったな」
ハリー「ヴォルデモート！」
コスモ「やはりあなただったの…」
ヴォ「よく見るがいいこの姿を…生き延びるためにこうして人の体を借りる寄生虫のような姿を」
ヴォ「ユニコーンの血で生き永らえても自分の体は持てぬ」
ヴォ「体を取り戻す方法は１つ…それは運良くお前のポケットに入っている…捕まえろ！」
ヴォ「愚かな真似はよせ！苦しみ悶えて死ぬかこの私と手を組んで生きるか…」
ハリー「嫌だ！」
ヴォ「勇敢だな。お前の両親もそうだった」
ヴォ「どうだ？ハリー、両親に会いたくはないか？」
ヴォ「私と組めば2人を呼び戻せる。その代わりにある物をよこせ」
ヴォ「そう、それだよハリー…この世には善も悪もない…力を求める強き者と力を求めぬ弱き者の区別だけだ」
ヴォ「私とお前なら思うように出来る…石を私によこせ！」
ヴォ「あと疑問を持っているようだから教えてやろう…コスモについてだ」
コスモ「何を…？」
ヴォ「既にコスモが一番強く創始者であり、両親と仲が良かったことは聞かされているだろう？だがまだ秘密がある」
ヴォ「なぜ私がこうなったか教えてやろう…コスモもよく聞いておけ」
ヴォ「コスモはまず、不老不死だ…眠りにつけばその間の世界のことには干渉できない代わりに自分の魔力を回復できる」
ヴォ「私もコスモと長い付き合いだった。このまま眠りに着こうとした時にコスモは言ったのだ」
“幸せに生きて欲しい…またいつか私は目覚める…その時また話そう”
ヴォ「だから私は言ったのだ」
“何があっても絶対に離さない…また目覚めた時に会えるかはわからないが、いつか絶対に手に入れてやる…覚悟しておけ”
ヴォ「そしたらコスモは“待ってる”と…この意味がわかるか？」
ヴォ「我々はお互い惹かれあっていた…」
ヴォ「わかるか？お前がその石を渡してこちら側に来れば何の問題もないのだ」
ハリー「コスモ？」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
