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「や、やだなぁ新八クン!ぶつかってないよ!安心して!」






「でもその肩のところ」







新八が指した肩を見てみると、目を凝らさないと分からないような糸くずがついていた



これがなんなのだろう







「これがなに?」






「誰かとぶつかったでしょ?服が赤色の人と」







___そう、新八の言う通りここに来るまでに天人とぶつかったのだ



幸い大事にはならずすんだのだが、ぶつかった後にネチネチと陰口を言われテメェはクラスに一人はいるような面倒臭い女子か、と思ってしまったのはしょうがないだろう



……ていうかなんでわかったんだ、こいつらの観察力半端なくないか





正直にぶつかりましたと新八に告げると見る見るうちに顔が青ざめ







「ぎっ、銀さぁぁん!神楽ちゃぁぁん!救急車、救急車呼んでェエ工!!Aちゃんの肩がァ!天人に汚されちゃったよォオオ!!」






「何ィィイイイ!!」







がしっと私の肩を掴んで部屋の奥に向かって叫んだ



すると奥から叫びながら誰かが走ってきた


その走ってきた人は新八を突き飛ばしこいつもまた私の肩をがしりと掴み







「てめぇなんで俺に連絡しなかった!なんで家から出るって連絡よこさなかったんだ!汚されたそいつってどんな奴だ!赤い服!?よォしわかった赤い服のやつみんな銀さんがたたっ斬ってやる!後お前家から出たんだな!?引きこもり脱したんだな!?よく頑張ったなA!今日は宴だオイ新八起きろ飯作れ!!」






「うるせぇ一息で話してんじゃねぇ化け物かよ」







唾が飛ぶような勢いでまくし立てられた、正直怖いから冷めた目で言ってやったわ

あと新八が不憫すぎんか、つい同情してしまう







「あと、軽くぶつかっただけだし跡も残ってないし大丈夫だよ、ほんと」






「だめだ念の為病院だ。もしかすると肩が折れてるかもしれない。ヒビが入ってるかもしれない。そのぶつかったやつとの子が出来たかもしれない。婦人科にも行こう」






「きっっも!!!!!」







頭のネジが全部外れたようなぶっ飛んだことを言うもんだから気持ちが悪くて鳥肌が立った




さすがのこの発言には引いたようで新八も、戻ってきた神楽も銀時をすごく冷めた目で見ている







「銀ちゃん…くそきもいアル。まじ還れヨ、土に」






「えっ、俺そんなきもいこと言った?」







…どうやら本人は気持ち悪いという自覚がないらしい









・→←▽ ヨロズヤ が あらわれた



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りなりー - 続き楽しみにしてますね! (2020年4月20日 18時) (レス) id: 6dff351985 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ大好きwoman - とっっっても面白いので続きが早く読みたいです(*- -)(*_ _)ペコリこれからも更新頑張ってください( ゚Д゚)ゞ (2019年9月13日 1時) (レス) id: ebe81390c4 (このIDを非表示/違反報告)
空夏羽(プロフ) - 好きですこの作品んんんんんんんん((( 更新頑張ってください応援してます!!! (2019年9月10日 16時) (レス) id: 863cf399bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽぷぷ | 作成日時:2019年8月17日 0時

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