君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ49)

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知念side

山『ねぇそういえば俺知念からのプレゼント貰ってない！』

さっきまで笑ってたのに思い出したように呟いた涼介

はぁなんで思い出しちゃうかな

知『あげないとダメ？』

山『だってせっかく俺のために用意してくれたんでしょ？』

山『欲しくない？』

だって．．．

知『はい！僕のプレゼント！開けて！』

山『何拗ねてんの？開けるぞ？』

知『．．．．．．．．．．』

山『これって！』

知『一応ペアリングのつもり．．．』

山『つもりってw』

知『だってまさか被るなんて思わないし！』

知『涼介のは婚約？結婚指輪？なのに僕のはただのペアリングなんだよ？』

山『いいじゃんペアリング付けようよ』

知『でも』

山『知ってる？結婚指輪ってプロポーズするためのものだから知念の分しかないの』

知『うん？』

山『だからペアじゃないってこと！』

知『そうなの？！』

山『だから婚約指輪は飾っておいて2人で普段からペアリング付けようよ！』

知『うん！そうしよ！』

完全に被ったと思ったけどよかったぁ！！

山『てかなんで急にペアリング？今までバレると怖いからってあんまりお揃いのもの付けたがらなかったじゃん』

知『なんか17歳の涼介に会った時僕が普段つけてる指輪を見てお揃い？って言われたの』

知『しかも結婚してるかなんて聞かれて』

知『僕達は婚約指輪ははめれないけどペアリングならはめれるか！って思って！』

山『そっかー！』

知『うんうん！』

山『明日からはめてっちゃお？早くみんなに見せたい！』

知『もー！』

今日から僕は山田侑李です！

なんか僕山田にあうかも！

END

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今回のお話は
名字の知念sideも見たいというリクエストを頂き
書くことになりました！

私が書いていて1番いい小説になったなって思ったものだったので
続きのリクエストを貰えてとても嬉しかったです！

前回の題名である『名字』は

・知念ちゃんが欲しかったものというのはもちろんですが
・昔は山ちゃん(名字)呼びだったという所から名字になってます！

今回の題名である『指輪』は

・山田くんが知念ちゃんに渡した指輪
・知念ちゃんも山田くんに渡した指輪
・そして知念ちゃんが着けていた指輪から今山田くんと付き合っているという話に展開したところから
この題名になってます！