君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ38)

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知念side

涼介が僕から貰えないと思ってたなんて言ってたけど

だったらなんで僕と会う約束したんだろう

山『俺も渡したいものがあったんだよね！』

知『ん？』

山『ちょっと待っててね！』

そう言って僕を抱きしめていた体を離しちゃったから

ちょっと寂しかったけど

楽しそうに冷蔵庫へ向かう涼介が可愛くて
素直に離れてあげた

そのまま冷蔵庫へ向かう涼介を見ていると

涼介が冷蔵庫から取り出したのはケーキの箱みたいな

山『ジャーン！俺作ったのどう？』

そう言って見せられたのは
プロが作ったみたいなチョコケーキ

山『ちぃ甘いのあんまり好きじゃないでしょ？だから
ビターチョコで作ってみたの！』

知『まさか僕がチョコ貰えるなんて思ってなかった』

山『バレンタインだもん！男の子は誰だって恋人からチョコを貰いたいものでしょ？』

知『だけど！女子側は僕だし』

山『そんなこと気にしなくていいの！』

山『はい！どうぞ！』

知『ありがと！』

その後2人でお互いにあげたチョコを食べながら
お互い作った時の話をした

知『僕さ昨日夕方からチョコ作ってたのに全然上手くいかなくてね』

知『本当は涼介に助けて貰いたかったんだけど』

山『言ってくれたら助けに行ったのに！』

知『あげる本人に助けを求めるなんて出来るわけないでしょ！』

知『だから他に料理ができるメンバーでひかしか思いつかなくて』

知『だから昨日夜遅くまでひか僕のチョコ作り手伝ってくれたの』

知『ひかを泊めて服まで貸してごめんね？』

山『大丈夫！謝らないで？』

．．．．．．．．．．．．

山田side

知『涼介さご飯だけじゃなくてケーキも作れたんだね！』

山『俺もケーキは初めて作って見たんだけど、思った以上に上手くいって自分でもビックリしてる！w』

知『ほんと僕でも食べれる甘さだしほんと涼介凄いね！』

山『ありがとー！！』

そう言いながらケーキを食べていた自分の顔を上げると

知念の口にケーキが

山『何可愛いことしてんの？誘ってんの？』

知『え？』

山『今日は知念も食べちゃっていい？』

知『涼介ってばまだケーキ食べてるのに！！』

山『ねぇ早く食べてベッド行こ？』

END???

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「君との時間」のバレンタイン！というお話と繋がっております！
よければそちらもご覧ください！