君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ37)

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山田side

今日は待ちに待ったバレンタインデー！！！

知念と無事約束ができてるから仕事が終わったら知念に会えるのかー！！あー！！嬉しい！！！

俺が作ったチョコケーキ喜んでくれるかなー！！

山『おはよー！ひか！』

八『ああ！山田おはよ！』

山『あれ？なんか今日の服装ちぃに似てない？』

八『あぁ昨日知念の家に急遽泊まることになってさ！服持ってってなかったから知念のオーバーサイズで買ってた服貸してもらったんだ』

山『あ、そうだったんだ』

メンバーなのにイラついてどうするんだ

ただ、バレンタイン前日にほかのメンバーを家に泊まらせ自分の服を貸すのは恋人の俺としてはちょっと許せないところがある

山『てかなんで急遽泊まることになったの？』

八『あぁ！それは！知念がチョ．．．ちょ．．．ちょっとなんでもない！とにかくお前は幸せ者だってこと！』

山『は？どういうこと？w』

意味わかんないこと言って
あー危ないなんて独り言ブツブツ言ってる光くん

山『ねぇなんで俺が幸せものなの？』

八『まぁそういうことだから！』

山『は？どうい』

スタッフ『山田さん！八乙女さん！メイク室にお願いします！』

結局なんにも分かんなかった

．．．．．．．．．．．．．．．

そのまま仕事を終わらせ

合鍵を使って先に家に入っててと言ってあるから電気はついてると思ったんだけど

まだちぃ仕事終わってなかったのかな？
延長してるのかな？

なんて思ってスマホをいじってると

ガチャガチャ

と聞こえてきて

知『りょーすけー！！』

なんて言いながら俺の方へ知念が走ってきて
抱きついてきた

知『ごめんね？仕事で遅くなっちゃって』

山『大丈夫だよ、お疲れ様！』

山『あのさ俺聞きたいことあるんだけどさ』

知『ん？』

山『昨日なんで光くん家に泊めたの？服まで貸しちゃって』

知『なにー？涼介嫉妬？』

なんていいながら俺が抱きしめてる体を震わして笑う笑うちぃ

山『笑うなって』

知『僕これ作りたくてさ！』

知『はい！どうぞ！ハッピーバレンタイン！』

山『え？！ちぃが作ってくれたの？！ありがとー！！』

山『まさかちぃから貰えるなんて思ってなかった！！！』

知『え？今日貰う気満々で僕と会う約束したんじゃないの？』

山『へ？』

知『へ？』