君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ33)

今日:36 hit、昨日:1 hit、合計:64,271 hit

. ページ33

山田side

山『撮影始まるぞー！！』

俺がそう言いながら楽屋に入ると

知念は大ちゃん達と一緒にいて
楽しそうにしてた

山『知念ー！一緒に行こー！』

知『うん．．．』

ちょっと元気が無いように見えるけど
なんか嫌なことでもあったのかな？

なんて思ってたら

有『ちょっと山田今知念は俺と話してんの！』

山『は？！』

有『ほら知念行くぞ！』

なんて言ってそのまま知念の手を取り歩いていってしまった

山『ちょっと待てっ！』

伊『振られた山田おもしれー！w』

山『あの有岡に知念を取られるなんて』

山『てか伊野尾ちゃんも行くよ！』

伊『ほーい！』

知念side

さっきは本当によかった．．．
涼介に一緒に行こうって言われて
もちろん嬉しかったけど

今は1人で歩くもの辛くて
誰かに支えてもらわないと多分僕は歩けない

でも僕が体調悪いって知らない涼介に
寄りかかるわけにもいかないから

大貴が支えながら歩くために
涼介との会話を遮って連れていってくれたことを本当に感謝している

．．．．．．．

それから撮影が終わるまで
伊野ちゃんは次の仕事があったから先に帰ってたけど

大貴が傍についててくれてほんとに助かった

もちろん涼介は全員での撮影、個人の撮影を一番最初に終えて
すぐに次の仕事に向かった

僕は雑誌の撮影で今日の仕事は終わりだったから
そのまま家まで送ってくれて大貴が看病してくれた

大貴にうつるといけないからって断ったんだけど

有「あとで山田にバレたら怖いからお願い」

なんて逆にお願いされちゃって看病してもらうことになった