君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ32)

今日:11 hit、昨日:1 hit、合計:64,246 hit

隠してたのにページ32

やまちね付き合ってます
同棲はしてないです
(合鍵は持ってます)

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

知念side

あ．．．やばい．．．

朝から体調がいつもとは違うのは気づいていた

でもこれぐらいすぐ治るでしょなんて思って
薬を飲まなかった朝の僕を恨みたい．．．

今は雑誌の撮影で
メイク中の涼介と雄也以外のメンバー全員楽屋にいる
そしてあと20分もしたら撮影が始まる

なのに僕の頭は割れるんじゃないか
と思うぐらいに痛くて

あと20分しかないのに
どうしようと思う気持ちでいっぱい

頭を押さえながら
この痛みどうにか収まれと願うばかり

そんな僕の隣にいる大貴は気づいてたみたい

有『知念頭痛いの？』

知『ちょっとね．．．』

有『ちょっとじゃないでしょ？知念がそんなに顔に出すなんて珍しいんだから』

知『朝から体調は悪かったんだけどさ』

有『撮影は出来そう？』

知『メンバー全員が集まれる日なんてそうそうないんだから頑張る』

有『そっか．．．薬は飲んだ？』

知『飲んでない．．．』

有『もって．．．知念がもってるわけないよなw』

有『俺もってるから俺の飲む？』

知『ごめんいい？』

有『全然！即効性はそこまでないと思うけど少しは楽になると思うから』

知『ありがと．．．』

僕が薬を飲んでると伊野ちゃんも僕の様子に気づいたらしく話しかけてきた

伊『あれ？知念風邪？』

知『頭痛くてさ』

有『薬飲んでないって言うから俺の薬の飲ませたの』

伊『そっか．．．』

伊『山田早く帰ってこいよー』

伊『愛しの知念が弱ってるっていうのに』

知『あのさ！．．．涼介には言わないで欲しいんだけど』

伊『え？なんで？』

知『涼介さ、今色々忙しいじゃん？』

伊『まぁそうだね』

知『僕が体調悪いって知ったら絶対に看病したがると思うんだよね』

伊『まぁ、あいつの事だからな絶対看病したがるよな』

知『だから風邪うしても困るし、迷惑かけたくないんだよね』

伊『そっか．．．』

有『俺もその気持ちわかるかも．．．』

伊『大ちゃん？！体調悪い時絶対教えてよね！』

有『はいはい！分かったから伊野ちゃんちょっと邪魔！』

知『もう伊野ちゃんうるさいw』

大貴と伊野ちゃんのおかげでだいぶ気持ちが楽になった
頭はどうしても痛いけど