君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ29)

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年越しの瞬間ページ29

山田side

今年は異例でいつもは東京ドームで
ジャニーズの皆さんと年を越していたのに

今年だけは家で
知念と2人で年越しの瞬間を迎えることになる

そのはずなのに！！！

今俺は自分の部屋で1人寂しくゲームをしている

え？なんで知念と居ないかって？

ファンのみんななら分かるでしょ？

知念はリビングの大きいテレビで
嵐のライブを見てるの

俺も一緒に見ようかと思ってたんだけど

知『涼介絶対うるさいもん！今日僕は先輩のライブを見るんじゃないの！嵐ファンとして嵐のライブを見るの！僕のオタクの時間を邪魔しないで！』

と言って追い出されてしまった

今頃あいつライブ見て泣いてんのかな？

そう思って時計を見てみると夜の11時をすぎた頃だった

紅白での出番が終わった瞬間に楽屋に行き
タブレットでライブを見て

嵐が紅白の準備に入った瞬間に

知『涼介家に帰るよ！』

と言われゲームをしていた俺の手をお構い無しに引っ張っていき

そのまま家に直行

そして現在に至るわけであって

夜ご飯を食べていない知念

俺はゲームしながら食べてたけど

もうそろそろお腹減ったんじゃないかな

そう思い音を立てないようにリビングを覗いてみると
大号泣の知念がいて

山「あぁ可愛いな．．．」

もうちょっとかな．．．

そう思い自分の部屋に戻った

．．．．．．．．．．．．

山『よっしゃー！勝ったー！うぇーい！』

あの後ひと試合をして勝った喜びにひたっていると

ガチャ

山『あれ？知念どーした？ライブ終わった？』

知『．．．んっんっ』

泣きながら椅子に座る俺の膝に座って抱きついてきた

山『泣いちゃったの？』

知『大野くんがねぇ．．．またねって言ったの』

知『それでねぇ』

その後も泣きながら俺にライブの話をしてくれて

可愛いなと顔を見ていてあまり話の内容が入ってこなかった

知『．．．でね本当に嵐はね凄くて．．．』

山『ライブ最高だった？』

知『うん！』

山『良かった！』

ぐぅー

知『あ．．．/////』

山『お腹減るよねそりゃw』

山『なにか作ろっか』

知『リビング行こ、あと30分で年越しちゃう』

山『あ！そば食べる？年越しそば！』

知『食べる！ふふふっ』

山『じゃあ作ってくるからみんなのメッセージ？まだ流れてるみたいだし見ときな？』

知『ありがと！』