君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ28)

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知念side

一週間以上前からサプライズをしようと決めていたのに

当日になってもプレゼントが決まらなくて

伊野ちゃんに相談したの

そしたら

伊『じゃあさ！リボン巻こうよ！』

知『そりゃプレゼントにリボン巻いた方がいいだろうけど』

知『僕が決まってないのはプレゼント本体だからさ』

伊『山田が1番欲しいものって何かわかる？』

知『分からないから困ってるの』

伊『知念だよ』

知『ん？何を言ってるの？』

伊『頭にリボン巻いてプレゼントは僕ですって言いな？』

伊『世界一喜んでくれるから』

知『何言ってるの．．．僕はふざけて聞いてるんじゃないのに』

伊『俺はふざけてないんですー！時間ないんでしょ？俺の意見採用してくれない？』

知『．．．．．．．考えとく』

．．．．．．．．．．．．

仕事が始まってもずっとプレゼントのことを考えていたのに

結局決まらなかった

伊『知念決まった？プレゼント』

知『採用したくて採用した訳じゃないからねしょうがなくだから．．．』

伊『可愛いなぁ』

．．．．．．．

涼介に僕どうぞをした次の日

知『．．．今何時．．．』

山『知念おはよう、9時だよ』

知『んっ涼介おはよう』

起きてすぐキスするなんて．．．

山『昨日はプレゼントありがとう！本当に嬉しかった！』

知『あんなので喜んでくれて良かった』

山『俺からもプレゼントあげていい？』

知『え？！いいの？！』

山『はい！どうぞ！』

そう言って渡されたのは封筒？

知『．．．開けていい？』

山『うん！』

知『え？これって』

そこに入っていたのは同棲を認めるという書類

山『あと自分の指見てみて？』

知『ん？』

知『ゆ！指輪！！え？！』

なんて僕が驚いていると
ベッドから降りて跪く涼介

山『俺と結婚してくれませんか？』

知『はい！』

知『ねぇ！これ！僕達一緒に住めるの！』

山『うん！というかどっちかって言うと結婚の方にツッコんでほしかったんだけど』

知『へ？』

山『本当にできるの？とか今の法律では無理じゃない？とか』

知『苗字を変えたりするのは無理だってわかってるよ！形式だけでもってことでしょ！』

知『そんなことより僕は涼介と毎日会えることが嬉しいの！』

山『喜んでくれてよかった！』

知『本当に嬉しい！涼介ありがとう！』

一生愛し合うことを誓います

END