君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ24)

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知念side

涼介との撮影は

最近涼介が忙しくてあまり沢山話せてなかったことで

いつもより何倍も楽しかった

今日の仕事はこれで終わりだったから

そのまま家に帰って早めの夜ご飯を食べることになった

山『夜ご飯何がいい？』

知『今家にあるものでできるの何？』

山『うーん、パスタ系？とか』

山『家にないやつでもスーパーよってもらえばいいし』

知『カルボナーラ出来る？』

山『うんできるよ』

知『じゃあそれで！』

．．．．．．．

早めのご飯だったから久々にお酒を飲もうということになり

2人して珍しくビールを開けた

山『さっきの時の話だけどさ』

知『ん？』

山『今はこんな時期だけど』

山『旅行の計画ぐらいはしよ？』

知『そうだね！』

最近ずっと忙しくしていた涼介

家で少しでも長く休みたいと思っていると僕は思っていたから

旅行に行きたいと思ってくれたことが素直に嬉しかった

知『ハワイ行く？』

山『でもそれじゃあ知念が楽しめないじゃん？』

知『そんなことないって』

山『知念が行きたいところは？』

知『うーんどこだろ』

知『涼介ずっと忙しくしてるんだし』

知『涼介が行きたいところ行こうよ！』

山『それじゃあダメなんだって！』

知『でも．．．』

山『どっかない？少しでも気になってるとこ』

珍しく涼介が全然引いてくれなくて少し言い合いみたいになっちゃった

知『涼介の笑顔見てるだけで僕は楽しいよ？』

山『そう言ってくれるのは嬉しい！でもさ』

山『俺も同じだよ？』

あっ．．．

そっか自分のことばっかり考えちゃってたかも

僕が涼介の笑顔を見ると楽しいっていうのは
涼介も同じなんだ

知『じゃあさ？ディズニー行かない？』

山『へ？』

知『僕アメリカのディズニー行ってみたい』

山『あー！いいかもな！』

前に涼介がディズニーに行きたいと行って
2人で1年前ぐらいかな？
シーとランドをハシゴしたのを思い出して

提案してみた

前はファンの子に少しでも目立たないように

涼介が付けたがっていたカチューシャを辞めた

でも外国なら僕達のことを知っている人は少ないと思うから

カチューシャも付けれる！

もうディズニーに行くしかないじゃん！