君でしか救えない恋病 (ymcn) (ページ1)

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僕の光は君でしたページ1

学パロです

知念side

僕は家の都合で度々引越しをしていた
友達を作っても離れるのが辛くなるだけと

子供ながらに自覚していた僕は

高校生になる頃には
友達を作るとこを完全に諦めていた

大体の学校では
最初は転校生という珍しい存在に興味を持ち
みんな話しかけてくるけど

僕の反応を見て段々話しかけてくる人が減り
だんだん干渉しなくなるということがほとんどだった

だが今回引っ越した先にある学校は

少し．．．いやだいぶ厄介だった

スクールカーストがハッキリしていて

誰が見ても一軍という人達が僕の引越し先のクラスにいた

友達を作ろうとしない時点で
最初から僕は学校の人達に興味が無い

だからそんなスクールカーストなんて
全然知らなかった

．．．．．．．

一軍女子『ねぇ知念くんって言うんだよね？』

知『そうだけど。何か用？』

無表情で反応する僕に少しイラついてる様に見えた

一軍女子『顔めっちゃ可愛いね！』

知『そうかな』

一軍女子『そうだよー！！！』

一軍男子『おいおい！俺という彼氏がいながらそんなにほかの男子褒めんなよー！w』

一軍女子『だってほんとに可愛いんだもん！』

一軍男子『知念って言ったか？俺の彼女だから取るなよ？』

冗談のように見えて
僕だけに見えるように少し怖い表情

知『取らないよ別に興味無いし』

そう僕はこの発言で

いじめられることになる

一軍男子『おまえっ！人の彼女にそんな言い方ないだろ？』

知『じゃあ興味あるって言っても良かったの？』

一軍男子『はぁ？』

知『僕もう帰る準備出来たから帰るね』

めんどくさい展開になってきたので
とりあえず帰ることにした

今日は少し冷静になれなかった．．．反省反省

一軍男子『はっ？！お前覚えてろよ』

．．．．．．．．．．．．．．

次の日いつも通り学校へ行くと

知「あれ？上履きがない．．．」

昨日確かに下駄箱にしまったはずの上履きがなくなっていた

仕方なく職員室でスリッパを借りて教室へ行くと

落書きされた僕の机

知『なに．．．これ』

一軍男子『おぅかわい子ちゃんよ』

そう言いながら昨日話しかけてきたやつが
肩を組んできた

知『僕の机に落書きしたの君？』

一軍男子『んー？なんの事かなー？僕わかんないやー！w』

そんなことを言いながら男子と笑いあっていた

落書きしたの絶対こいつだ．．．