トリップしたら第二級特異点とかww…w……え、冗談だよね？【２】

９２．聖宮再び ページ42

アラジン
「っ！！？ Aお姉さんがいない！？」

アリババ
「いっしょに帰ってきたんじゃねーのかよ！？」

アラジン
「途中まではいっしょだったはずだけど……」

〇
｜
Ｏ
｜
ｏ

A
「ありがとね、ウーゴくん」

あー、きっと今ごろアラジンたち心配してるだろーな、と思いながら目の前のウーゴくんを見上げる。

もこもこしてるシェヘラザード様とティトスのルフをみる。

いやかわいいな。

ウーゴ
「今ね、シェヘラザードが新たなマギにティトスを勧めているんだ」

A
「あぁ、なるほどね」

ウーゴ
「だからティトスを新たなマギとして送り出すけど、いいかい？ なにか策があるんだろう？」

A
「うん。わたしはシェヘラザード様に構ってるね」

ウーゴ
「わかったよ。さぁお行き、新たな「マギ」よ。君を待っている世界へ！！」

A
「シェヘラザード様はこっちです」

やだこの髪の毛っぽいもこもこかわいい。

A
「生命錬金(ライメーザ・キィミーヤ)」

もこもこ
「！！！」

ウーゴ
「その身体はシェヘラザードのルフに適合するのかい？」

A
「愚問だね。ライムは天才っ子だから。秀才だから。いわば神童だから。」

ウーゴ
「ライムもすてきな主人に出会えて幸せだね……」

A
「ふふっ、だから、シェヘラザード様、この身体に入って外の世界に戻ってください。わたしもっとシェヘラザード様を愛でたいので」

もこもこ
「？？ ……(コク)」

もうかわいすぎる。

A
「いまのその状態でもふってしてもいいですか？」

もこもこ
「……(コク)」

A
「あぁぁぁ、とろける……やわかい……幸せ……」

もこもこ
「？？？」

ウーゴ
「……じゃあ行っておいで。シェヘラザードはもうマギではいられないけど、ティトスとともにレームを支えておいで」

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