トリップしたら第二級特異点とかww…w……え、冗談だよね？【２】

８０．混沌とも言う ページ30

A
「だからあんま知られたくなかったのに……ねぇ？ ビュレト？」

なんで圧をかけておさえといてくれなかったの？

にっこーとビュレトに笑いかける。

ビュレト
「っ、……仕方ないだろう、相手はマギ、しかもかつての大王の移し身……」

A
「ソロモンの移し身に忠実すぎるわ、会話すらしたことないのに。わたしに対する忠誠心どこ行っ――」

フラウロス
「ああっ！ 今日も今日とて堅実なビュレト様かっこいい……♥️」

ビュレト
「やめろ気色悪い」

A
「……(溜息)」

ライム
「あっ！！ アモン爺！？ また会えたぁぁぁ！！」

アモン
「こら、ライムあまりはしゃぐものでは――」

フォルファクス
「よいではないかアモン。ライムもお主とまた会えて嬉しいみたいだしな」

あぁ。
爺馬鹿ここで発動させないで。

まともなお爺ちゃんでいて。

サロス
「おっ！？ なんだよレラージュじゃねぇか。フォカロルに振られた心の傷は癒えたのかよ？ っ痛！？」

オリアクス
「女の心は脆いのよ。古傷抉るのはよろしくないわ」

ウァプラ
「あら？ ……嫉妬かしら」

もはやこの場はカオス。
……混沌とも言う。

セーレ
「ふっ、ねぇA、放っておいたらいつまでもこのままだよ？」

A
「……セーレに正論言われるとなんかやだ」

セーレ
「……幼児化した僕にメロメロなくせに」

A
「今は青年版セーレだけどね、ホント顔と声はイケメンだな」

セーレ
「ありがと」

A
「はぁ……ねぇみんな落ち着け。ここまでマイペースだと不安だわ、この先」

ウァプラ
「あら？ 誰に似たと思っているの？」

A
「知らん」

ビュレト
「おまえだ」

A
「ふぅん……うん？ いやわたしそこまでのほほんじゃないよ？ いたって優等生――」

サロス
「主が優等生とかねぇわ」

A
「……なんか最初より口悪くなってない？」







紅覇
「おまえのジン、個性強すぎじゃない……？」

A
「ホントそれ。しかも失礼」

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