62.ジュダル ページ12
紅覇
「わかった!? 絶〜っ対に僕の教えたこと忘れちゃダメだからね!?」
A
「わかってるって〜」
紅覇
「次会ったときに髪も肌もぼろぼろになってたらはったおすからね!?」
A
「はいはい」
紅覇はわたしに髪や肌のお手入れの仕方を叩き込んでからマグノシュタットへ行った。
紅玉
「紅覇お兄さまはAちゃんが本当に好きみたいだわぁ」
A
「ほんと!?」
ヤバい、嬉しい。
紅玉
「ふふっ、もちろん私のほうがAちゃんのこと好きだけれど」
んんん。
なにこの子可愛い。
A
「紅玉――」
???
「ババァ〜」
……げ。
紅玉
「ジュダルちゃん!」
ジュダル
「俺と……っておいババァ、誰だよそいつ」
紅玉
「Aちゃんよぉ。ジュダルちゃんはまだ会ったことなかったかしら?」
ジュダル
「ふぅん? "A"ねぇ……」
A
「……?」
ジュダル
「お前、なにかしたんだろ? うちの親父どもが欲しがってるくらいだからなァ」
うっわ、マジで?
それはイヤだわ。
ジュダル
「バカ殿にも紅炎にも負けないほどの膨大な
あぁ、それアラジンにも言われた。
ジュダル
「ま、そんなのどうでもいいけどよぉ。とりあえず……お前、俺と戦えよ」
A
「……ん?」
ジュダル
「俺はなァ、今暇で暇でしょうがねェんだよ。だから――」
A
「え、やだ」
ジュダル
「……」
A
「そもそも、ジュダルならわかるんじゃないの? 金属器持ってるかどうか。わたし一個も持ってないよね?」
ジュダル
「……確かにな」
A
「ってことでバイバイ、ジュダル。行こ、紅玉」
え、いやいやユナンの置き土産凄すぎない?
さすがユナンだわ。
そんなことを思いつつ。
押しかけてくるジュダルをかわしつつ。
毎日を過ごしてたら。
え、なんかいつの間にか皇帝崩御してんだけど?
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霖(プロフ) - 北狐さん» だってユナンに会いにいくために大峡谷の下まで降りてくの絶対大変じゃないですかww地上で会えるのなら会っとくべし、みたいなwwさて、次はいよいよ続々編ですね。いやなんか全然恋愛展開ないな……?(笑)3の方もよろしくお願いします!(まだ作ってないけどww) (2021年5月30日 17時) (レス) id: 86660b3aa5 (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - 更新お疲れ様です!ユナン待ってました!そのシーン、最高ですよね…!!夢主ちゃん盗み聞きやったんかーい!www ゆなんとどう絡んでいくのか期待!!てかレアキャラって…ww 次回更新もお待ちしてまーす!!笑 (2021年5月30日 17時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 北狐さん» ムフ……誰なんでしょうねぇ?←合ってるとも間違ってるとも言わない意地悪作者。完全に私得なお話しになりそうです。楽しすぎる。まぁそれは置いといて、恋愛相手は誰なのか、いろいろ翻弄できるように頑張りますね!(ニタァ←意地悪ぅな笑み) (2021年5月21日 17時) (レス) id: 86660b3aa5 (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - 更新お疲れ様です!!いつも大量更新嬉しいです! …まさかこれはマスルールオチ…?ええぇ、もしそうだったらウマウマすぎる…ひええぇ…← お騒ぎしました(( 更新頑張ってください! (2021年5月20日 22時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 北狐さん» シェヘラザード様は生存ルートが初めから確定してました(。-∀-)私はホント彼女に惚れてるのでwwあと恋愛相手が分からんのはそりゃそうだ。まだ本格的に(?)絡んでないですもん。もしかしたら意外な結果かもしれません(いや知らんけど)。更新頑張ります!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 86660b3aa5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霖 | 作成日時:2021年3月21日 12時