３５．食欲に勝るものはない？ ページ35
A
「……お疲れ」
夕鶴
「ホントですよ！？」
白亜
「……疲れた」
あれから、アラジンがソロモンの知恵を発動させて。
街の人たちはみんな正気に戻った。
夕鶴と白亜のおかげか、誰一人として死者はでていなかった。
A
「ありがとう」
夕鶴
「A様も、ちゃんと役目を終えたみたいで。よかったです」
A
「うん。……じゃ、エウメラ鯛のバター焼きを最後に食べてから――」
シンドバッド
「やあ、A」
A
「……エウメラ鯛のバター焼きを――」
シンドバッド
「はは、無視するなんてひどいなあ」
A
「……エウメラ鯛のバター焼きを――」
シンドバッド
「……最近姿を見なかったから、心配したぞ。……どこにいっていた？」
低い声。
危険だ。
A
「この広い国で、そう何回も顔を合わせるほうが不自然では？」
シンドバッド
「……確かにそうだな」
わたしはにっこりと微笑む。
A
「はい、では――」
シンドバッド
「A、このあと俺の国に寄ってみてはどうかな？」
A
「……いや、」
シンドバッド
「なんでも好きなことをしていいぞ」
A
「……それは、パパゴラス鳥の丸焼きでもアバレヤリイカの燻製でもなんでも食べていいと？」
夕鶴
「ちょ、Aさ――」
シンドバッド
「ああ、かまわない」
白亜
「……A――」
A
「よし、行きましょう。シンドリア王国へ」
白亜・夕鶴
「「(溜息)」」
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霖(プロフ) - 北狐さん» はい！個人的にカシムには元気で笑っていてほしいので！(*´∇｀*)応援ありがとうございます！とっっても励みになります……！これからもよろしくお願いします！！ (2021年3月12日 22時) (
レス) id: e075afe74f (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - こっ、これはまさか…カシム生存のパターン…！？きゃあああ！最高です！！うわぁぁ嬉しい…素敵です…！これからも頑張ってください…応援してますうう！(´；Д；`) (2021年3月11日 23時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)
霖(プロフ) - 北狐さん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです……！(*>∀<*)そうですね、シンドバッドとの絡み……気合いをいれねば……！(笑)これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2021年3月2日 13時) (レス) id: e075afe74f (このIDを非表示/違反報告)
北狐(プロフ) - コメント失礼します！マギの新しい小説に出会えて嬉しいです！チートになるまでのスピーディーさが面白いですし、これからの展開も楽しみです！シンドバッドとの絡みも気になるなぁ！(*^ω^*)応援しています、頑張ってください！！ψ(｀∇´)ψ (2021年3月2日 0時) (レス) id: 77f9ebe255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霖 | 作成日時：2021年2月27日 11時
